あれこれブログ

2018.06.18.

震度4

皆さん、こんにちは^^

関西では大変な週明けになりました。
大阪北部地震で、平野区でも震度4。震源地に近いところでは震度6弱。
阪神淡路大震災の時には私は関西にいなかったので、こんな揺れを経験したのは初めてでした。
マンション内にいたので、大丈夫なのはわかっていましたが、それでも怖かったですね。

そして、続々と被害についての情報が。
3名死亡、300人以上が負傷。
大阪府内の公立校と幼稚園1000校以上が休校。
17万戸が停電、約11万戸でガス供給停止。
163件のエレベーターの閉じ込め発生。
JRや私鉄もほとんど運転見合わせ。
水道管の破裂や断水、火災も発生。
百貨店やイオンでも営業見合わせ。

震災など縁がないと思っていましたが、いつ遭遇してもおかしくないのだと実感しました。

2018.06.11.

?の会話

皆さん、こんにちは^^
台風5号の影響で、かなりの大雨を覚悟していましたが、大阪はさそどでもありませんでした。
災害等もなく良かったのですが、蒸し暑い!
さて、今回は、ちょっとクスッとできる?の話をお届けします。

労作時呼吸困難で来院された患者さんとの会話。
私 「今日はどうされましたか?」
患者 「前医で肺気腫と診断されて吸入しているのですが、全然よくならないのです。」
私 「どんな吸入を使われているのですか?」
患者 「スピルバーグを吸っています。」
私 「・・・」(おいおい、スピルバーグって映画監督だよね。ET?ジェラシックパーク?ジョーズ?インディージョーンズ?どれもありえないでしょ。。。)
私 「1日何回吸入されていましたか?」
患者 「1日1回で2吸入です。」
私 「それって、スピリーバではないですか?」
患者 「あっそうそう。たしかそんな名前でした。」
私 「そうでしょうね。。。」(似てるか?スピルバーグと。。。) 

ディーン・フジオカが好きな女子の会話
患者 「昨日見た?デーン・フジオカのやつ。」
看護師 「あーあのモンテルカストね。見た見た。」
私 (おいおい、モンテルカスト(シングレアの一般名)は薬だろーよ。モンテ・クリスト伯だろ。)
患者 「そうそう、モンテ何とか。ストーリーがぞくぞくするのよね。」
看護師 「そうでしょ!私もモンテルカスト大好きなの。」
私 (おいおい、大好きなんだったら間違えるなよ!ここで指摘すべきなのか?モンテ・クリスト伯だよって。)

と、こんな事を考えながら診察をしている毎日なのでした。

2018.06.07.

野菜の摂り方

皆さん、こんにちは^^
ついに関西も梅雨になりました。本日は梅雨の中休みでしょうか。
でも、この週末は再び激しい雨のようなので、気を付けましょう。
さて、以前に野菜ジュースは野菜の代わりにならないと書いたところ、コメントをいただきました。
そこで、今回は簡単で効率の良い野菜の摂り方を紹介します。

野菜の摂取量は日々不足しています。『健康日本21』でも1日の野菜の摂取目標量を350gと定めていますが、実際に摂取できている方は少ないのが現実です。『平成28年 国民健康・栄養調査』の結果では、「野菜摂取量の平均値は 276.5g(男性:283.7g、女性:270.5g)であり、この10年間で有意に減少している」と報告されています。

最近では、「ベジファースト」という言葉が皆さんの間にも浸透してきています。これは言葉通り、「食事の最初に野菜を食べる」ということです。これによって以下の3つが期待できるのです。

(1)ビタミンやミネラルなどの栄養素の補給
緑黄色野菜に含まれる抗酸化ビタミンであるβ-カロテン(ビタミンA)やビタミンE、ビタミンCをはじめ、ナトリウムの排泄作用があるカリウム、ミネラルが摂取できます。

(2)血糖値の上昇緩和と脂質の吸収阻害
食物繊維は、水溶性と不溶性の2種類があり、水溶性食物繊維の摂取は糖の吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇の抑制や脂質の吸収阻害に効果的です。また、不溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を増やす働きに効果が期待できます。

(3)料理のカサや噛みごたえが増加
低カロリーである野菜は、カロリーや脂質などを気にせず、料理のボリュームや噛みごたえを増やすことができます。これにより食べ過ぎを予防する働きがあります。

しかし、皆さんに「野菜を食べましょう」と伝えた場合、実行するハードルが高いと感じる方が多くいます。原因としては、①野菜を切るのが面倒くさい、切れない、②外食で野菜(サラダ)を頼むと食費がかさむ、②野菜が苦手、が挙げられますが、今回は、①や②のハードルを下げるコツを紹介します。

まず、プチトマトやキュウリなどの野菜は、洗ったらそのまま食べることができる「そのまま野菜」です。コンビニやスーパーでも手軽に手に入り、価格も安定しているため、こうした野菜を冷蔵庫にストックしておくことや、外出先で購入することをお勧めします。
さらに、カット野菜を利用しましょう。カット野菜は「栄養価がないのでは?」と懸念される方もいますが、各社のデータによるとビタミンやミネラルの残存率も比較的高いと報告されています。何より、食物繊維は残っているので、「『繊維』を食べる」、「ボリュームを増やす」と考えると食べるメリットが出てくると思います。また、価格が安定しているため、購入しやすいのも特徴です。即席ラーメンなどに入れる際は、袋を開けて電子レンジで1分ほど加熱することで、ボリュームが抑えられ、たっぷりと入れることができます。
また、カット野菜にドレッシングをかけ、そのまま食べるのも良いと思いますが、せっかくなので、栄養補給を考慮し、ナッツやサラダチキン、ゆで卵などを投入してみましょう。たんぱく質やビタミンなどが補給できる即席サラダが作れます。さらに、オリーブオイルを加えることで、余計な塩分を抑えることも可能です。

こうした野菜の食べ方は、栄養バランスが全て整うとは言い切れませんが、野菜を食べる習慣を促す第一歩になります。
是非、始めてみてくださ
いね!

2018.06.05.

夢の特効薬

皆さん、こんにちは^^
関西もいよいよ梅雨入りとなりそうですね。ムシムシ感、満載です。
さて、本日は夢の特効薬が出来るかものお話です。

英国の研究グループが、風邪に効く候補物質を開発したと発表しました。ヒトの細胞を用いた実験で、この物質によって風邪の原因となるライノウイルスの複製を阻害し、ウイルスがヒトの細胞を支配するのを防ぐことに成功したということです。

研究を率いた英インペリアル・カレッジ・ロンドンのEd Tate氏は、「風邪は多くの人にとってただ不都合なだけのものだが、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの疾患のある人にとっては重篤な合併症を引き起こすこともある」と述べ、「このような薬剤は、感染初期に投与すれば極めて有益であると考えられ、われわれは薬剤がすばやく肺に到達するように吸入剤の開発に取り組んでいる」と付け加えています。

風邪を引き起こすウイルスには何百種類もの変異株が存在し、急速に進化して薬剤への耐性を獲得するため、その全てに対して完全な免疫を得ることやワクチンを接種することはほぼ不可能なのです。そのため現在、風邪に効く特効薬はありません。もし特効薬を開発したらノーベル賞ものとも言われています。
そこで代わりに、鼻づまり、喉の痛み、発熱などの症状の緩和に重点を置いた対症療法が行われているのです。

ちょっと難しい話ですが、風邪の原因となるウイルスは全てN-ミリストイルトランスフェラーゼと呼ばれるヒト細胞内の酵素に頼って自らを複製しているのです。ウイルスはこの酵素を利用して脂質修飾(N-ミリストイル化)されたタンパク質を乗っ取り、DNAを保護する外殻を形成します。今回開発された物質(IMP-1088)はこのN-ミリストイル化を阻害してウイルスの複製を防止するもので、「抵抗不可能な」風邪の治療薬として有望なものであると研究グループは考えているのです。

以前には、ヒトの細胞に作用するように作られた物質で毒性が認められたものもありますが、研究者らによればIMP-1088はヒトの細胞に対して安全であると考えられるというこのです。ただし、この結果を裏付けるにはさらに研究を重ねる必要があるとTate氏は述べており、「この薬剤の作用機序から、有害な副作用の危険性を最小限に抑えるには、原因が異なる類縁疾患ではなく、確実に風邪のウイルスに対してこの薬を使用する必要がある」と指摘しています。研究グループは動物実験の後にヒトを対象とする試験に進む予定ですが、動物で認められた結果は必ずしもヒトで再現できない場合もあるのです。

果たして、ノーベル賞に値する風邪の特効薬は出来るのでしょうか?
楽しみです。

2018.05.29.

五月病

皆さん、こんにちは^^
いよいよ梅雨の時期が近づいてきましたね。蒸し暑いです。
もうすぐ6月ですが、今回は五月病のお話です。

日本人にとって、春は別れと出会いの季節。誰しも、何かしら環境の変化を経験することが多いのです。学生は卒業、入学、進級、クラス替え、新しい友達、新しい先生。社会人は異動・転勤、入社、新しい同僚・上司あるいは部下に新しい仕事。家庭の主婦も、ご主人の転勤などに伴う引っ越しや子供の進級・進学、新しいご近所さんに新しい保護者。慌ただしく3月、4月が過ぎ、5月になって新しい環境にもなじんできたと感じるころ、連休あたりから心身の不調を感じる人が増えてきます。いわゆる「五月病」です。

「五月病」は、ご存じのとおり正式な病名ではありません。新しい環境や秩序への適応が困難になることによって起こるさまざまな症状を総称したもので、5月に特徴的に現れやすいことからこのように呼ばれています。「五月病」の歴史は、実は古く、今から50年前の1968年に初めて報告され、この年の流行語にもなったそうです。もともとは、主に大学の新入生が、5月の連休明けごろに一過性に虚脱感、無気力、抑うつ感などを呈する状態を指す言葉でした。

その後、「五月病」という言葉が一般に広まっていくと、むしろ大学生に対して使われることは少なくなり、新入社員、異動など職場環境の変化にさらされたサラリーマン、さらには子供まで、幅広く用いられるようになりました。新入社員の場合は、3ヵ月程度研修があるため、6月ごろに調子が悪くなり、不安や抑うつが顕在化することが多いといわれ、「六月病」とも呼ばれることもあります。

社会人1年目にメンタルの調子が悪くなるのは、サラリーマンに限ったことではありません。医師にとっても、初期研修の時期が最も強いストレスを感じている時期とされています。では、どのくらいの研修医が抑うつ状態となっているのでしょうか。
全国の臨床研修病院250施設において、2011年度採用の研修医1,753名を対象にアンケート調査が行われています。このうち4月のオリエンテーション時と研修開始3ヵ月後の6月末の2回のアンケートに両方とも回答があり、抑うつ状態を評価する項目に欠損のない1,238名を対象とした解析において、研修開始3ヵ月後に新たに抑うつ状態を呈した研修医の割合は19.6%でした。臨床研修制度が導入された2004年度調査時の25.2%に比べると有意に減少しているものの、依然として約5人に1人が抑うつ状態を発症していました。研修開始前から抑うつ状態にあった研修医を含めると、研修開始3ヵ月後の抑うつ状態率は30.5%となりました。

5~6月に抑うつ状態になってしまった場合、周囲との人間関係ができ、適応に時間をかけるうちに、自然と改善していくことが多いとされています。しかし、抑うつ気分、興味や喜びの喪失が1ヵ月以上続くようであれば、積極的にうつ病を疑い対応することが望まれます。

2018.05.22.

野菜ジュース

皆さん、こんにちは^^
今日の大阪は予想気温29℃でした。
昼間にちょっと買い物に歩いて出たのですが、すでに汗ダラダラです。
暑いのは好きなのですが、汗かきにとってはつらい季節でもあります。
さて、今日の話題は皆さんも飲まれている野菜ジュースについてのお話です。

皆さん、市販の「野菜ジュース」はお好きですか?
市販のものには、トマトジュースのように単品野菜で作られたものや、複数の野菜で作られた100%のもの、それに野菜汁と果物果汁がそれぞれ50%ずつのものなど、さまざまな種類があります。

「なかなか野菜を取れないので、代わりに野菜ジュースをよく飲んでいます。それでよいでしょうか?」
よくこんな質問をされます。栄養を取り入れるためにおなかに穴をあける「胃ろう」から野菜ジュースを注入している人もいます。野菜不足を気にして、野菜ジュースを飲んでいる医療関係者もよく見かけます。

結論から言うと、野菜ジュースは「野菜の代わり」にはなりません。その理由を、簡単に解説していきます。
一日の野菜の摂取量の目安が350gとされているのは、皆さんご存じの通りです。野菜350gは、「量」だけでなくその「質」が大切です。レタスを350g食べたとしても栄養的に十分ではありません。ニンジン、ホウレンソウ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜と、キャベツ、レタス、タマネギなどの淡色野菜を約半量ずつ、これに食物繊維の豊富な根菜、海藻、キノコ類をプラスすれば、ビタミンやミネラル類、食物繊維などを満遍なく取れます。
この「野菜350g」を、すべてミキサーにかけてスムージーにすれば、「野菜そのもの」ですが、市販のジュースの中には「野菜350gに含まれる栄養素量」に見合うように、乳酸カルシウムや塩化マグネシウムなどを添加して栄養素を補っているものがあります。ですから、これらのジュースは「野菜の代わり」ではなく、「野菜汁入りサプリメントドリンク」なのです。

もう一つ市販の野菜ジュースの栄養成分表示を見て気になるのは、栄養素の含有量の幅がかなり広いことです。ある野菜ジュースは、1本あたりのビタミンCが60~134mgとなっています。もしこれが最少量の60mgであった場合、「野菜の代わり」にするにはやや少ないのです。
また、野菜には旬があります。夏のホウレンソウと冬のホウレンソウでは、ビタミンCの含有量が違います。ゆでたもの100gあたりで計算すると、夏のものは10mgですが,冬のものは30mgにもなります。このように季節によって栄養素の含有量が変わるため、ジュースの栄養成分を一定に保つことは不可能です。

大半の定番野菜は、最近は1年中販売されていますが、旬のものはやはり栄養価も高く、たくさん出回るために価格も安くなります。私たちは、それらの中から、「今一番おいしくて、栄養価があって、安い野菜」を350g選べばよいのです。
最近、野菜の値段もやや落ち着いてきましたが、とにかく旬の野菜を中心に摂っていれば、「野菜350g」のハードルはグッと下がりますからね。

2018.05.14.

はしかの拡大

皆さん、こんにちは^^
昨日までの雨とうってかわって、温かい日でした。
今週は穏やかな日が続きそうですね。
さて、今回の話題は「はしかの拡大」です。

以前のブログでも紹介しましたが、沖縄県で3月下旬、海外からの観光客から麻疹(はしか)が広がり、愛知や東京でも感染者が見つかりました。全国各地で不安が広がっており、今年の患者数は、全国で累計120人以上に上ります。

麻疹の特徴は、感染から約10日後、風邪のような症状で2~3日熱が出て、その後、全身に発疹が現れ、高熱が数日続きます。肺炎や中耳炎を合併することもあり、まれに脳炎を発症するケースもあります。先進国でも1000人に1人の割合で亡くなるとされています。
感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫からだけではなく、ウイルスが浮遊した空気を吸い込むことでも感染します。マスクを装着しても防げません。特に風邪のような症状の時は最も感染力が強いといわれています。

唯一の予防策はワクチン接種です。1回では約5%の人に免疫がつかないため、2回接種することが推奨されています。免疫があるかどうかは、採血による「抗体検査」で調べられますが、判明するのに約1週間かかります。しかし、現在は今回の麻疹の流行で、検査薬が不足しており、当クリニックでも検査を受けることはできません。
1990年4月2日以降に生まれた人はワクチンを2回打っている可能性がありますが、それ以前の生まれで、麻疹にかかっていない人は、免疫が十分でない可能性があります。ワクチン接種が1回以下の人は打つことを勧めます。ただし、妊婦は接種できません。また、免疫がつくのには、約2週間かかります。

ワクチンは当クリニックでも接種できますが、予約が必要です。定期接種の対象でなければ全額自己負担で、麻疹と風疹の混合ワクチン(MRワクチン)で7,500円(税抜き)です。
不安な方はお早めにご予約を。

2018.05.10.

ドライマウス

皆さん、こんにちは^^
今年も今日で130日目。1/3以上が過ぎてしまいました。
早いものですね。あっという間に夏祭りですよ。
さて、本日はドライマウスのお話です。

加齢とともに唾液の分泌が減り、口の乾きが長く続く「ドライマウス」になりやすくなります。ドライマウスは虫歯や歯周病を悪化させる原因にもなり、若い頃とは違う口腔ケアが必要です。 

唾液を出す唾液腺は3種類あります。耳の前あたりにある耳下腺、顎関節の内側にある顎下腺、舌の真下にある舌下腺です。
唾液腺の機能は、加齢につれて低下し、唾液が十分に出なくなります。唾液は口中のpHバランスを整えたり、殺菌したりする作用があり、唾液が減ると、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
唾液は食べ物をかむことで出やすくなりますが、高齢者は歯に問題を抱え、かむことがおろそかになって唾液がでにくいこともあります。持病の薬の副作用で口が乾くケースもみられます。

唾液の分泌を促すにはどうすればよいでしょうか。「手軽にできる唾液腺マッサージがお勧めです」と高齢者の歯の健康増進を促す公益財団法人8020推進財団の専務理事さん。
三つの唾液腺は、それぞれマッサージのコツがあるそうです。耳下腺は左右の上の奥歯あたりのほおに指をあて、後ろから前に円を描くように10回刺激します。顎下腺は顎のカーブの内側を耳の下から顎の先にかけて左右5か所ほど場所を変えて各5回ずつ押します。舌下腺は両親指をそろえて顎の真下を10回刺激します。
舌の運動も効果的で、前に3回大きく出す、左右に大きく3往復する、唇をなめるように舌先で3回円を描きます。
アメをなめるのもいいでしょう。最近はドライマウス対策のアメも出ています。アサヒグループ食品の新商品「うるおいキャンディ」はノンシュガーで、pHバランスを保つよう酸性とアルカリ性の2層構造になっているそうです。

口腔ケアを十分に行うには「かかりつけ歯科医を持つことが大切」と専務理事さん。各地の保健センターや歯科医師会で、シニアの口腔ケアに力を入れている歯科医などの情報が入手できるのです。虫歯などがなくても、年2~3回は歯科を受診し、歯石などをきれいに取り除くことが望ましいようです。

とは言うものの、なかなか歯科受診もできない方も多いはず。
しっかりとした歯磨きと、上記のマッサージが実用的かもしれませんね。

2018.04.27.

麻雀の論文

皆さん、こんにちは^^
前回書いたはしかの件ですが、愛知県でも8人かかっているようですね。
十分注意してくださいね。
さて、今回は非常に珍しい麻雀の論文についてお届けします。

私は医学生の頃、よく友達と徹夜で麻雀を打っていました。も、も、も、も、もちろん、お金なんて1円も賭けていない、健康麻雀ですよッ!
麻雀は現在では全自動卓が当たり前になっていますが、安くても数十万円するあんな大きなモノが学生に買えるはずがなく、仲間内では“手積み”でプレイするのが一般的でしょう。

かの有名な「Lancet」に、麻雀の論文があることをご存じでしょうか。これは、麻雀の本場である中国から投稿された短報です。

2009年、左下肢痛を訴えた40歳女性が来院しました。下肢は赤くパンパンに腫脹していました。問診してみると、どうやら彼女は連続8時間も麻雀に興じており、なんとその間ほとんど水分を摂らなかったというのです。
下肢エコーを見てみると、見事なドデカイ深部静脈血栓症があるではありませんか。経口避妊薬を常用しており、もともと多少なりとも血栓症があったのかもしれませんが、8時間に及ぶ死闘が引き金になったのは確かなようです。
あまりにひどかったので、入院して低分子ヘパリンで治療が施されました。その後、リハビリなどを経て、無事2ヵ月後に退院したそうです。

麻雀は、全自動卓でないと、1局あたり1時間に及ぶこともあります。その間、足を動かさずにじっとしているわけですから、ほとんどエコノミークラス症候群と同じ状況です。麻雀の対局中は、立ち上がって対戦者の手牌をのぞき込むわけにはいきませんので、ふくらはぎを揉んだり足を動かしたり、工夫をしないといけないかもしれませんね。熱中して、水分を摂るのを忘れないようにしたいものです。
ちなみに長時間の麻雀は痙攣のリスクもあると報告されています。てんかんの既往がある人は注意したほうがよいかもしれません。

というわけで、麻雀に熱中している皆さん、気を付けくださいね!

2018.04.14.

はしかにご用心

皆さん、こんにちは^^
今日の夜から明日にかけて、春の嵐のようなので、十分注意してくださいね。
さて、本日の話題は、「はしか」です。

沖縄県ではしか(麻疹)の感染が広がっているのです。10日時点で患者は計38人にも上っています。
国内のはしかは予防接種の普及で「排除状態」とされていますが、今回は台湾からの旅行者が感染源の「輸入はしか」でした。旅行者から感染した人から、さらにうつる「三次感染」とみられる患者も出始めています。専門家は「訪日客が増える中、日本のどこでも起きうる」と警鐘を鳴らしています。

沖縄県地域保健課によると、最初に感染が確認されたのは3月下旬。台湾から旅行でやってきた30代男性が19日に発疹などの症状で県内の医療機関を受診。検査の結果、20日にはしかとわかりました。男性は17日から3日間、県内を旅行しており、立ち寄った商業施設や飲食店の従業員や客を中心に感染が広がった模様。

県内で患者が出たのは4年ぶり、感染者数が2桁に上ったのは10年ぶりです。4月7日以降は、旅行者の男性からうつった「二次感染」の患者から、さらに家庭内や職場でうつったとみられる「三次感染」の疑いのある患者も出始めています。

はしかは40度前後の高熱や発疹が出るウイルス性の感染症。空気、飛沫(ひまつ)、接触で感染し、死亡例もあります。かつては国内でも年間10万~20万人の患者がいたとみられています。2006年にワクチンの定期接種が1回から、1歳と就学前の2回に増え、15年に流行を抑え込む「排除」を達成しました。

しかし、今回のように海外からの渡航者や帰国者がウイルスを持ち込む可能性が十分あるのです。昨年もインドネシアから帰国後に山形県内を訪れた男性がはしかを発症。県外にも広がり50人超の感染者が出ました。沖縄では、38人の患者のうち12人はワクチンの接種歴が「なし」あるいは「1回」、23人は打った記憶がないなど接種歴が「不明」でした。

今後県外へ感染が拡大する可能性もあり、沖縄県は沖縄に訪問後にはしかに似た症状が出た場合は医療機関に相談するよう呼びかけています。感染症に詳しい岡部氏(川崎市健康安全研究所長)は「沖縄の例をひとごとと思わず、ワクチンの2回接種で自分の身を守り、他の人へ感染を広げないようにして欲しい」と話しています。

卒業旅行などで沖縄に行かれた方は、上記の症状があれば、早めに受診してくださいね。

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