あれこれブログ

2020.10.10.

インフル患者、激減

皆さん、こんにちは^^
台風と秋雨前線の影響で、久々の長雨です。
ブログ更新も久々となりました。
さて、今回の話題は、インフル患者激減についてです。 

季節性のインフルエンザの流行が、世界中で全くと言っていいほど起きていません。一般的にインフルエンザが流行しやすい冬を過ぎた南半球はもちろん、これから流行期を迎えるはずの日本でも今のところ、患者数が例年より極めて少ないのです。新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの今冬の同時流行が懸念されていますが、一体何が起きているのでしょうか?

世界保健機関(WHO)が9月13日までのデータに基づいて公表した資料では、アルゼンチンなどごく一部の国を除き、南半球でインフルエンザがほとんど流行していない現状が報告されていまする。「南半球ではインフルエンザの流行は始まっていない」と結論づけました。
日本でも、今年は患者数が極めて少ないのです。厚生労働省によると、9月27日までの1週間で全国約5000の医療機関から報告されたインフルエンザ患者は7人で、前年同期(4543人)に比べて大幅に減少しています。米国など北半球の他の国でも感染はほとんど広がっていないのです。

感染症に詳しい東京医大の濱田篤郎教授は「手洗いの徹底やマスクの着用といった新型コロナ対策がインフルエンザ予防にも効果的だった可能性がある」と指摘しています。
また、濱田教授や、富山県衛生研究所の大石和徳所長は「ウイルス干渉」の可能性も指摘しています。ウイルス干渉とは、あるウイルスの流行が、他の種類のウイルスの流行を妨げる現象です。日本では2009年に新型インフルエンザが流行した際、季節性のインフルエンザ(A香港型やB型)患者がほとんどみられなかった例があるのです。
他にも、国際的な人の移動が制限され、インフルエンザウイルスの流入を防いでいることが影響しているのではないかと指摘する専門家もいます。

濱田教授は「南半球のように流行しない可能性もある。ただ、最悪のケースを考えて行動した方がよい」と、新型コロナとの同時流行に備えてインフルエンザの予防接種をするよう呼びかけています。
当クリニックでも10月1日から予防接種を開始しています。早めに打っておきましょう。

2020.08.28.

犬や猫も熱中症に

皆さん、こんにちは^^
大阪は35℃以上の猛暑日が連続14日となり、新記録更新だそうです。
人間が暑いのですから、ペットだって暑いはず。
本日は、ペットの熱中症についてお届けします。

犬や猫も熱中症で死に至ることもあるのです。どんな症状が出たら熱中症の可能性があるのか、そんな時どんな応急処置が必要なのでしょうか。
熱中症で搬送される動物の致死率は約50%とされています。ヒトのように全身の汗腺が発達していない犬や猫は、体温調節に時間がかかるため重篤化しやすく、重篤化すると救命が難しいのです。ですから、ペットの命を守るために、いち早く飼い主が熱中症の症状に気付けばいいのですだが、普段から呼吸で体温調整する犬などの場合、変調に気付きにくいと言われています。

熱中症の初期~中期には、下記のような症状が表れます。
・パンティング(ハアハアと激しく呼吸する)
・体温が上がる(40度以上)
・よだれが大量に出る 
・歯肉が赤くなったり目が充血したりする
・頻脈(心拍数の増加)になる

熱中症の初期の症状では、ハアハアと舌を出して呼吸をするパンティング(体温調節)をしますが、これは走ったり少し興奮したりしても見られることなので、一般の方には判断が非常に難しいと言われています。そのため、散歩から帰ってゆっくり様子をみようとして、処置が遅れてしまうこともあるようです。
屋外で普段と違うサインに気付いたら、まず休ませることが大切です。ハアハアした時に水を飲ませたり、木陰で涼ませたりしても、呼吸の状態がなかなか治まらないようであれば「黄色信号」の可能性があります。
犬や猫の体温は通常38~39度なので、日頃から、動物体温計で肛門から直腸温を測定したり、耳温計で耳の中の温度を測ったりして、平常時の体温を知っておくと、いざという時の手がかりになります。
また、人間と同じで、熱中症は戸外だけでなく、室内でも起きます。暑い地域でなくても、都市部の気密性の高いマンションなどはリスクが高まります。留守中にエアコンがついていない部屋で体温が上昇し、飼い主が帰宅後にぐったりした犬や猫を見つけるというケースも少なくないようです。

症状が進むと、下痢(タール状)や嘔吐したり、もうろうとしてきます。やがて意識がなくなり、けいれん発作が起きる場合もあります。こうなると「赤信号」。さらに進むと、急性な呼吸障害や、血栓や血液の凝固系に異常をきたし、病院で点滴などの治療をしたとしても救命しにくくなります。
初期症状が出た時に飼い主ができる応急手当は、とにかく体を冷やすことです。よだれが出たら要注意。そこまで進まずハアハアしている状態でも、全身を冷やす応急処置を手早く行い、保冷剤などで首や内股を冷やしつつ病院に行ってください。症状が出てから90分以内の治療が望ましいと言われています。
冷やすと良い部分は、太い動脈が通っている首や、後ろ足の付け根の内側(鼡径部)、前足の付け根の内側(脇の下)。それらに保冷剤をあてて冷やすのも有効です。保冷剤がない場合は、シャワーなど常温の水を浴びせたり、濡れたバスタオルで体をくるんだり、浴槽に水がはってあれば体を浸けてもいいでしょう。その後、涼しい場所で風を送って、気化熱で体温を下げましょう。

可愛いペットの為にも、日頃からの観察と、健康管理には充分注意してあげてくださいね。

2020.07.20.

急いては事をし損じる

皆さん、こんにちは^^
東京の新型コロナ感染者数も気になりますが、最近の大阪の感染者数も気になるところです。
Go To キャンペーンのもう少しで始まりますが、どうでしょうか?
そんな現状を考えてみたいと思います。

急いては事をし損じる。
最近はGoToキャンペーンが始まるなど、国内の「緩み」のスピード加速がヤバイ状態になっています。新型コロナウイルスとの対峙は、「緩めたり、締めたり」の微調整にあります。慌てて緩めすぎてしまうと、また厳しい自粛を強いられてしまいかねません。

ヨーロッパではロックダウンによる患者の減少効果が顕著で、どの国も街の活動の制限解除に向かっています。感染症の流行を止める一番手っ取り早い方法は、感染経路の遮断です。ロックダウンは、対象地域の内外での人の出入りと、対象地域内での外出を規制することです。この二つの条件を満たせば感染経路は激減しますから、感染症も減ります。シンプルな理屈です。

しかし、ロックダウンはおいそれと取れる手段ではありません。その副作用が大きすぎるためです。経済活動や教育活動は滞り、多くのアクティビティーがキャンセル、延期されます。失うものが大きすぎるため、「ロックダウン以外に感染を抑えられないとき」以外は、取らないほうがよい、かなり大きな選択です。しかも、日本ではロックダウンさせることはできません。

日本が2、3月に成功したクラスター追跡は、街のロックダウンを回避したままで新型コロナ対策を可能にする、非常に効率の良い対応策でした。しかし、患者が増えすぎると「後ろから追っかける」クラスター追跡は効果を失い、「先回りする」ロックダウンを余儀なくされます。クラスターのレベルで感染を抑え込むには、ある程度の市民の活動自粛が欠かせません。そのことは欧米のあちこちのデータが示しているとおりです。

急いては事をし損じる。経済活動を再開させるのは悪くありません。が、経済活動を急激に低下させるロックダウンを余儀なくされる事態はなんとしても避けたい。このジレンマに応えるには、「徐々にやる」「慌ててやらない」ことが大事なのです。

やはり危惧しているのは東京です。このまま街の活動がなし崩し的に、ズルズルと、急速に拡大していけば、その感染拡大は「後ろから追いつけない」レベルにまで拡大していくでしょう。ただし、新型コロナ対策は経済活動の障壁ではありません。逆なのです。健全な新型コロナ対策こそが、健全な経済活動復活のための条件なのです。

東京、大阪、そして国はどのように考えているのでしょうか?明確な指標を打ち出してほしいところです。

2020.07.14.

だから、言ったのに。。。

皆さん、こんにちは^^
各地で洪水や土砂災害が起きていますが、大阪は今のところ大きな被害はなさそうです。
しかし、大阪でも新型コロナがじわじわと増えています。
東京だけの問題ではありませんね。
さて、本日はマスクの有用性についてお届けします。

以前に、「マスクは感染者が着用するのは意味があるけど、未感染者が予防目的で着用しても意味はない」と書いたことがありますが、それを証明してくれました。

布マスクは空気中のウイルスをどこまで防げるのか。
聖路加国際大学の大西一成准教授が布マスクと顔面のすきまなどから出入りする空気中の粒子の「漏れ率」を調べたところ、100%だったことがわかりました。フィルターの性能試験を通った不織布マスクも、着け方が悪いと100%でしたが、正しく着けると約50%まで下がりました。「マスクは選び方と着け方が大事」ということです。

マスクの密着性を調べるための専用装置を使い、空気中に漂う約0.3マイクロメートル以上の粒子数とマスクと顔の間のすきまにある粒子数を、それぞれ測定して比べました。布マスクや不織布マスク、N95などの規格を満たした防塵マスクのほか、政府が全戸に配った「アベノマスク」(ガーゼマスク)については、素材が異なる3種類を調べました。着け方の工夫で漏れ率に差が出る不織布マスクと防塵スクについては、普通に着けた場合と、正しく鼻にフィットさせるなどすきまを最大限減らす着け方をした場合を比べました。

その結果、布マスクとガーゼマスクは、漏れ率が100%でした。漏れ率が最も低かったのは防塵マスクを正しく着けた場合で、1%。普通の着け方では6%でした。不織布マスクは、正しく着けた場合はフィルター部分の濾過性能の試験を通ったタイプだと52%、通っていないタイプだと81%でした。ただ、普通の着け方だと2種類とも100%でした。

漏れ率が100%だと、空気中を漂うウイルスが、体内に入るのを防ぐ効果はほぼありません。大西さんは「布やガーゼマスクは着けても外からのウイルス侵入を防げないことが、改めて実験でも確認できた」と話しています。ただ、咳などで出る一部の大きな飛沫が正面に飛ぶことや、ウイルスがついた手で鼻や口を直接触るのを防ぐ意味はあるということです。

安倍さん、だから、言ったのに。。。

2020.07.02.

新型コロナを迅速診断

皆さん、こんにちは^^
あっという間に1年の半分が過ぎ去りました。
本当に新型コロナに翻弄させられた前半でしたが、後半はどうなることでしょう。
最近、新型コロナの話題ばかりですが、今回も迅速診断の新開発についてお届けします。

少し前になりますが、東京医科大学は5月14日、PCR法より短時間で簡便に、新型コロナウイルス感染の有無を知ることのできる診断法の確立に成功したと発表しました。また、2020年5月11日付で、「新型コロナウイルスSARS-CoV-2の検出キットおよび検出方法」として特許出願されています。

インフルエンザはすでに多くの迅速キットが市販され、一般外来において簡便迅速に診断可能となっています。COVID-19は検体に含まれているウイルス量が少なく、現在用いられているウイルス検出方法はPCR法のみです。しかし、この方法においては、検査の判定に専用機器が必要であり、一般外来で検査を行うことは困難で、迅速性はありません。今後は、幅広いスクリーニングにも適用できるような、高感度かつ特異性の高い、なおかつ簡易で安価な迅速診断方法の開発が急務でした。

今回、研究グループが開発した診断法は、核酸(DNAやRNA)の抽出が不要であり、新しい革新的核酸増幅法(SATIC法)を用いることで、サンプル中のごく微量のウイルスを検出することが可能であり、きわめて高感度であることを確認したということです。また、臨床検体として、既存のPCR法で陽性と判定された咽頭・鼻腔ぬぐい綿棒、唾液、喀痰を用いた結果、すべての検体で検出可能でした。健常者やインフルエンザ患者からの検体は全例、陰性だったといいます。
検査は約20~25分で終了し、陽性陰性の判定は目視で十分に可能。偽陽性は極めて少ないという結果を得ました。25分以上経過した場合、さらに、陽性陰性の差が明瞭となりました。

これらの結果から、研究グループは同診断法について、PCR法と同等の高感度をもつため、現行のPCR検査に代わりうる方法だとし、また、鼻咽頭ぬぐいの綿棒だけでなく唾液や喀痰からの検出が可能であるため、検体採取に伴う医療従事者の感染の危険性が限りなく低減され、唾液の場合は患者本人による検体採取も可能と述べています。

非常に明るい話題ですね。早く商品化してもらいたいものです。

2020.06.25.

SARS抗体がコロナを阻止?

皆さん、こんにちは^^
梅雨のシーズンになってきましたが、体調はいかがでしょうか?
と、暢気なこと言っている場合ではありません。
なんと、あと5日で1年の半分が終わってしますのです!
皆さんは気付いていましたか?
(と、驚くほどのことでもありませんでしたね。。。)
さて、本日の話題は、あのSARS抗体が新型コロナを阻止するかも?の話題です。

2003年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)から回復した患者の抗体が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染を阻止するとした研究論文が発表されました。実験結果について研究者らは、新型コロナウイルスの治療法を模索する上で新たな突破口となりうるとしています。

スイスと米国の研究チームは2003年、774人の死者を出したSARS流行後に感染患者から抗体を採取していました。研究チームは、ウイルスの特定のスパイクタンパク質を標的とする25種類の抗体を用いて、COVID-19による細胞への感染を防ぐことが可能かどうかを確認する実験を行いました。SARSとCOVID-19は、どちらもその病原体が動物由来と考えられるコロナウイルスで、構造が類似しているとされているからです。

実験の結果、研究チームはCOVID-19と感染細胞の両方に結合できる抗体を8種類特定できました。候補の一つは「S309」と呼ばれる抗体で、COVID-19に対して「特に強力な中和活性」を持つことが明らかになったのです。

英科学誌Natureで発表された今回の研究では人に対する実験は行われていませんが、研究チームは今回の成果について、SARS抗体が深刻なCOVID-19の感染や拡散を阻止できることの「概念実証」を提示すると説明しています。

これが、人に適用できるのであれば、治療薬の開発は一気に加速するかもしれませんね。
頑張れ!S309!

2020.05.29.

新型コロナの寿命

皆さん、こんにちは^^
緊急事態宣言が解除されて、まだ日も浅いというのに、各地でクラスターが発生し、早くも第2波の襲来かともいわれています。
経済活動も重要ですけど、少しばかり焦りすぎたのではないでしょうか?
空前絶後の補正予算とか言ってますけど、しっかりと休業補償をしてないから、各団体から突き上げを食らうんですよ。
さて、さて、本日は新型コロナウイルスの寿命についてお届けします。

新型コロナウイルスがプラスチックや金属などの表面にくっついた場合、しばらくの間は感染力を持っていることが、研究者から報告されています。国内で感染が広がり、感染した人が咳やくしゃみ、会話でつばなどを飛ばしたり、口をおさえた手でさわったりして、身のまわりにウイルスが存在している可能性があります。では、どうやって感染を防げばよいのでそふか?

米国立アレルギー感染症研究所の研究者らが3月17日、米医学誌に出した論文で、新型コロナウイルスが感染力を保ち続ける「寿命」を報告しました。
最も長かったのはプラスチックの上で、最大で3日間、感染力を持っていました。銅の上では4時間、ボール紙の上では24時間で、感染力を持ったウイルスは見つからなくなりました。どの環境でも、ウイルスは時間がたつほど減っていました。
また、患者の咳やくしゃみなどによって飛び、密閉された空間で、空気中をしばらく漂う細かい微粒子「エアロゾル」中では、3時間感染力を保つことも確かめられました。

ただし、さらに長い可能性も報告されています。ドイツの研究者がSARSやMERSなどについての論文22本を調べた結果、コロナウイルスが環境中で感染力を保つ期間は「最大9日」でした。SARSウイルスは木材上では4日、プラスチック上では最大で9日間。MERSウイルスは鉄、プラスチックの上で最大2日という結果でした。
さらに、感染制御に詳しい大阪府立大学の山崎伸二教授は、ウイルスについて「唾液や排泄物などの液体が残った状態の方が長期間感染力が維持されると考えられる。濡れていない場所でも数時間から数日間感染力を保つことが報告されている。」と指摘しています。

何はともあれ、やはり手洗い、マスクが重要だということが分かりますね。

2020.05.25.

国産ワクチン、来春か

皆さん、こんにちは^^
本日、1都1道2県の緊急事態宣言が解除されます。
しかし、まだまだ以前のような普通の生活に戻ることは出来ません。
治療薬やワクチンが出来るまでは、3密を避ける生活は変わらないでしょう。
本日は、その気になるワクチンについてお届けします。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ切り札として期待されるワクチンの開発に、大阪大の森下教授が挑んでいます。同大発創薬ベンチャーのアンジェスと組み、臨床治験を7月から行う計画で、効果や副作用を確認しながら、来春の実用化を目指しています。森下教授は「流行の第2波、第3波が懸念され、一日も早く国民に届けたい」と語っています。

今回のワクチンは、ウイルスそのものを使って作る一般的なワクチンと違って、ウイルスの遺伝情報を一部組み込んで作る「DNAワクチン」と呼ばれるタイプで、遺伝子治療薬の研究開発で長年培ってきた組み込み技術を応用しています。投与すると体の免疫機能が異物と認識し、排除しようと抗体を生み出し、ウイルスが侵入してきたら、その抗体が働いて抑え込むのです。
インフルエンザなど多くのワクチンは、ウイルスを弱毒化したり不活化したりして、鶏の卵で増やして製造します。実際に患者に打ち始めるまでに5~8カ月が必要となり、早期には対応できません。DNAワクチンはウイルス自体を使用していないため、安全性が高く、開発から供給までが6~8週間と短く、大腸菌を使って大量生産もできるのです。もちろん課題はあり、抗体をつくる能力が若干弱いとされている点は今後改良していくようです。

進捗状況は、3月下旬に動物実験用の原液が完成し、現在はラットやサルなどに注射し、抗体の出来具合や副作用の有無を調べている段階です。実験は順調に進み、想定した成果が出ているので、医薬品として国から承認を得るために必要なヒトへの臨床治験は、7月に開始予定です。
国産の開発にこだわる理由を同氏は、「欧米ではすでにヒトへの臨床治験が始まっており、製品化されたら、自国を優先するでしょう。そのため、日本に入ってくる時期や量は見通しづらいからです。」と語っています。

是非とも、森下教授には頑張っていただきたいものです。
ちなみに、同氏は私の故郷である岡山県(総社市)の出身です。

2020.05.18.

次亜塩素酸 vs 新型コロナ

皆さん、こんにちは^^
昨日はついに新規感染者が「0」となり、めでたし。めでたし。ですが。。。
ここで気を緩めてはいけませんよ。
しっかりと、手洗い、マスクで防御しましょう!
さて、今回は次亜塩素酸がコロナに有効かをお届けします。

帯広畜産大学は、次亜塩素酸水が短時間で強力に新型コロナウイルスを不活化することを証明し、また、次亜塩素酸水の新型コロナウイルス不活化活性は溶液の酸性pHではなく、含まれる遊離塩素濃度に依存することを明らかにしたと発表しました。

新型コロナウイルスは2019年12月に中国・武漢で最初の感染例が報告されて以降、全世界に広がり2020年3月11日には世界保健機関(WHO)によるパンデミック宣言がなされました。その後も感染は拡大し、2020年5月現在において、感染者数は350万人にのぼり、24万人以上の死亡が報告されています。このような状況下で、容易に実施可能かつ効果的と考えられるウイルス感染防御対策のひとつとして、消毒薬によるウイルスの不活化が挙げられます。すでにアルコール消毒薬が効果的に新型コロナウイルスを不活化可能であることは科学的に証明されていますが、長期におよぶパンデミック状況下で、これらアルコール消毒薬の供給不足が懸念されています。

そこで研究グループは、アルコール消毒薬の代替となり得る消毒薬の候補として、ウイルスを含む多種の病原体に対する不活化効果が報告されている次亜塩素酸水に着目。今回の研究は、株式会社アクトの製品である三室型電解装置クリーン・ファインにより作製された無塩型次亜塩素酸水クリーン・リフレの新型コロナウイルスに対する不活化効果を評価しました。この無塩型次亜塩素酸水の特徴は、有塩型のものと比べて消毒効果の持続時間が長いことです。

今回の研究結果より、次亜塩素酸水は含有遊離塩素濃度依存的に新型コロナウイルスを短時間で強力に不活化可能であることが示されました。しかし同時に、長期間開放状態で室温放置され塩素濃度が低下した次亜塩素水ではウイルス不活化活性が低下すること、また、タンパク質を豊富に含むウイルス液の不活化には十分量の次亜塩素酸水が必要であることも明らかとなりました。これらの研究結果により、次亜塩素酸水の新型コロナウイルスに対する消毒薬としての有用性が示されたとしています。

より効果的な消毒作用を維持・発揮させるために、研究グループは「適切に保管し(密栓し冷暗所での保管を推奨)、かつ作製後長期間経過したものの使用は避ける」「使用の際は十分な液量を用いる」「極度に汚れている場所や手指の消毒の際には、次亜塩素酸水を用いた複数回の拭き取りや洗浄を実施する」などの対策が望ましいとしています。また、今回の研究で用いた無塩型次亜塩素酸水は適切な保管方法で長く活性を維持できるため、作製後の遠隔地への供給・使用にも適しており、現在の深刻な新型コロナウイルス蔓延防止への寄与が期待される、と述べています。

当クリニックや老健施設ではこの次亜塩素酸水を以前から使用して消毒を行っていますので、安心して来院してくださいね。

2020.05.11.

新型コロナと栄養

皆さん、こんにちは^^
新型コロナも何となく収束に向かってるようですが、まだまだ気は抜けません。
本日は、新型コロナと栄養についてお届けします。

欧米各国で爆発的に感染者が増加し、イタリアやニューヨークでの医療崩壊のニュースは衝撃的でした。すでに日本にもこの状況が訪れようとしていると思うと戦慄を覚えます。科学が発達した現代にあっても、治療薬やワクチンがないことの恐ろしさを改めて思い知らされました。もしウイルスが体内に入ってきたら、自分の免疫機能をもって未知のウイルスと闘わなければなりません。

栄養状態は、ウイルスと闘うための土台です。どんなに最先端の医療機器を使って治療をしても、「土台」となる体がぐらぐらであれば、土台もろとも壊れてしまいます。一般の方が自分の栄養状態を確認する第一歩は、定期的な体重計測です。痩せすぎていないか、徐々に体重が減っていないか、変動をチェックしてみてください。また、傷が治りにくい、皮膚が荒れやすい方は、たんぱく質や微量栄養素の不足かもしれません。鉄欠乏貧血の方は、爪がもろく平らになったり、スプーン状に反ったりしていることがあります。

そして、食事の量や内容も振り返ってみましょう。外出自粛により「カップラーメンにおにぎり」といった食生活になっている人は、「たんぱく質不足」「微量栄養素不足」が心配です。どうしてもバランスよく食事を取るのが難しい方は、いろいろな微量栄養素がまんべんなく含有されている「マルチビタミン&ミネラル」のサプリメントを活用してみてはいかがでしょうか。栄養剤は微量栄養素も含まれているものがお勧めです。

糖尿病や心臓病などの基礎疾患のある患者の死亡率が高いことも明らかになっています。もともと持っていた生活習慣病などがあることで、今回のような未知の感染症によって、命を落とす危険性が高まってしまうという事実を、どれほどの人が深刻に受け止めているのでしょうか。「持病」がある人やそのご家族には、細心の注意をしていただきたいと思います。

当たり前で地味な営みかもしれませんが、バランスの取れた食生活を積み重ねることが、生活習慣病を防ぎ、低栄養状態を改善し、感染症に対する「備え」につながります。新型コロナウイルスに対しては、これから長期戦になると思いますが、社会全体で「栄養の備え」をしていきたいですね。

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