あれこれブログ

2015.02.26.

本格的な花粉症シーズン到来

皆さん、こんにちは^^
本日は雨でしたが、明日からまた空気が乾燥しそうです。
いよいよ花粉症が本格的に流行しはじめる季節が到来し、花粉症の方には辛い季節がやって来ましたね。

あるニュースでは、今年は前年に比べると東京や大阪は1.5倍以上の飛散数になるそうです。今では花粉の飛散数予測のスマホアプリが色々出ており、エリア別、時間帯別などであらわしてくれるので、是非活用して情報収集に努め、状況にあった予防をしていきましょう。
また、黄砂やPM2.5の飛散も始まっていますので、花粉症だけでなく喘息をお持ちの患者さまも十分な注意が必要です。

この季節になると「花粉症かも」と思い、受診される方が増えています。症状が風邪と似ていることや、季節的にも風邪をひきやすい時期なので、なかなか区別がつきにくいことが原因のようです。
花粉症と風邪の簡単な見分け方は、何もしなくても鼻水が垂れてきたり、目のかゆみがあったりすると花粉症の可能性が高く、粘り気のある鼻水であったり、喉に痛みがあったり、頭痛や発熱があると風邪の可能性が高くなります。

花粉症と風邪では薬の内容も全く違いますので、違和感のある方は当クリニックまで早めにご来院ください。特に花粉症の鼻水には、1日1回の点鼻で効果を発揮する薬もご用意していますので、お気軽にご相談ください。

2015.02.19.

インフルエンザB型検出!

皆さん、こんにちは^^
暖かくなったと思ったら、また寒くなりの繰り返し。
しかし、公園の桜の木にはまだまだ硬い蕾が目につくようになりました。
少しずつ春が近づいているのを感じます。

さて、本日、早くもインフルエンザB型が当クリニックで検出されました。
症状は、37度台の熱と全身倦怠感と頭痛。
咽頭痛も鼻水も関節痛もありませんでした。
インフルエンザの予防注射はされていませんでした。
ただ普段非常に元気な方で、3日も寝込むことなどない方でしたので、ひょっとしてと思って検査したらB型でした。

平野区自体はインフルエンザの警戒地区からは外れましたが、まだまだ注意が必要です。
A型の流行が例年より早かっただけに、B型も早めに出たのでしょうか?
A型にかかっても、B型にかかる可能性は十分にあります。
高熱が出なくても、全身倦怠感や頭痛、関節痛の症状を伴う方は、早めの受診をお勧めします。

2015.02.12.

乳酸菌で花粉症対策

皆さん、こんにちは^^
昨日から少し寒さが和らぎましたが、まだまだ寒い日は続きそうです。
気温の上昇とともに気になるのが花粉症。
関西でもそろそろスギ花粉の飛散が始まっています。
今回は、花粉症の方にちょっとした朗報をお届けします。

ヤクルト本社は、乳酸菌LPO132使用の発酵果汁飲料の継続飲用が、スギ花粉症患者のアレルギー症状を緩和する効果のあることを発表しました。
この試験は、スギ花粉が飛散する2~4月にかけ、花粉症の自覚症状のある成人42人を対象に飲用試験を実施。LPO132で発酵させたカンキツ類果汁飲料摂取グループと、疑似飲料摂取グループに分け、1日1本、8週間飲用してもらい、血液検査、花粉症の自覚症状や生活の質(QOL)などの調査を行いました。
その結果、LPO132発酵果汁摂取グループは疑似飲料摂取グループに比べて、炎症の指標ともなる血中の好酸球数の変化を抑え、花粉症に特有な症状である目のかゆみ、QOLにかかわる記憶力低下、疲労などのスコアが有意に低値を示し、症状が軽減されたことが明らかとなりました。

今後、特保(特定保健用食品)の商品が開発されるかもしれませんね。
ただし、どの乳酸菌でも上記のような効果が出るわけではありませんので、ご注意を!

2015.02.07.

咳喘息の再診

皆さん、こんにちは^^
節分も過ぎて、いよいよ春に向かって季節も移り変わって欲しいものです。

さて、当クリニックも2年目を迎え、咳喘息で再診される患者さまもおられます。
その中で、初回は1か月ほどで長引く咳が改善したのに、再診してから1か月以上たっても症状の改善があまり見られない患者さまがいらっしゃいます。
しかも、投薬内容も初回と同じにも関わらず。

再診時は咳喘息ではなくて、マイコプラズマ肺炎なのか?
しかし、発熱もないし、周りでも流行ってないし、、、
今回はアトピー咳嗽なのか?
しかし、咳喘息の投薬が全く効いていない訳でもないし、、、
それとも、副鼻腔気管支症候群なのか?
しかし、既往もないし、後鼻漏もないし、、、
またまた、逆流性食道炎なのか?
しかし、胸やけもないし、食事とも関係していないし、、、
非常に頭を悩ませました。

しかし、よくよく話を聞いてみると、、、
なんと、ご自身で薬を調整されていて、1番大事な吸入ステロイド薬配合剤(当クリニックで1番処方している「シムビコート」)の吸入を中止していらっしゃったのです。
これで、すべての謎が解けました!
再度、吸入ステロイド薬配合剤の重要性を説明させていただき、他の何をおいても(他の薬も重要なのですが)、吸入を欠かさないようにお願いしました。

指示通りに服薬してくれているだろうという私の勝手な判断と、再診で薬に慣れた患者さまの判断が招いた問題でした。
何度もブログでも書きましたが、吸入ステロイド薬(配合剤)は非常に重要な薬です。必ず指示通りの吸入を再度お願いいたします。

2015.02.03.

豆まきにご用心!

皆さん、こんにちは^^
あっという間に1月が終わり、早くも2月の始まりですね。

そして、今日は節分。
豆まきは楽しい行事ですが、子供が豆を気管や気管支に詰まらせる事故も起きています。

国立成育医療研究センターでは、2005~14年の10年間に、子供が豆類を気管などに詰まらせて受診した事例が42件もあったそうです。豆の種類はピーナツが19件と最多で、煎った大豆(10件)、枝豆(9件)で、大豆での事故の8割は、節分のある2月に発生しています。

万一の際、応急対応をどうするかは、年齢や症状によって異なります。

咳込んでいても、息ができているなら、自然に任せ、できるだけ泣かせないようにしながら、急いで医療機関に連れて行きましょう。むせた際、子供を逆さにして豆を口の方に戻そうとする人がいますが、症状が悪化する場合があるので絶対にしないでください。

一方、豆が詰まって声が出せず、窒息しているような状況では、すぐ救急車を呼んでください。気管を完全にふさいだ状態が数分間続くと、死に至るか、助かっても脳の機能に障害が残る場合がります。
その上で、乳児なら片手で体を支え、もう一方の手のひらで背中をたたく、幼児なら背後から両腕を回し、腹部を上方へ圧迫するなど、年齢に応じた処置を行いましょう。

くれぐれも子供さんから目を離さないように、
3歳以下には豆を食べさせないように、
豆まきをしたらすぐに豆を拾い集めるように気を付けて、楽しい節分をお過ごしください。

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