あれこれブログ
2016.05.28.
ウエスト増加で病気も増加
皆さん、こんにちは^^
いい天気が続いていましたが、大阪では昼からシトシト雨が降り始めました。
気温も少し下がるみたいなので、喘息の方は十分注意してくださいね。
さて、今回の話題は、皆さんが気にしている「ウエスト」の話です。
数年の体型変化が、どの程度病気の危険性を増すかは今まで知られていません。
今回の研究では、デンマークとスウェーデンの研究に参加した女性2,492人を対象に、ウエストの太さの6年間の変化と心筋梗塞や脳卒中といった心血管系疾患の発症に関連があるかが検証されました。
その結果、ウエストの太さの増加と心筋梗塞や脳卒中の増加、また死亡率の増加は関連しており、特にウエストが8.1cm以上太くなるとその危険性は2.16倍になるという結果でした。
ダイエットでウエストを細くすれば、死亡率が低くなるかどうかはわかりませんが、もしかしたらウエストの太さは生活習慣に関連していることから、このような結果が出たのかもしれません。
いずれにしても、ウエストが太くならないように普段から気をつけることが健康を維持するうえで重要なようです。
ウソのような本当の話でした。。。
2016.05.25.
ココアで美肌!?
皆さん、こんにちは^^
少し暑さも和らいだみたいですが、湿気が多くてジメジメしますね。
湿気が多い時には汗が出にくく、体温が上昇しがちなので、熱中症には十分注意してくださいね。
さて、今回の話題は女性に嬉しい美肌のお話です。
ココアに含まれるフラバノールは、動脈硬化の予防に有効であるという研究を以前に紹介しました。
今回の研究では、対象者がココアフラバノールを飲むことで、肌荒れや皮膚の弾力性の改善に有効であるかが検証されました。
ココアフラバノールは、1日320mg、24週間飲み続けました。
その結果、ココアフラバノールを飲んだ群で、より肌荒れが改善しました。また、肌の弾力性も改善するという結果でした。
ただし、ココアの他の成分に、肌にいい影響があったのかもしれません。
そして、今回の研究で検証されたココアフラバノールの量は1日320mgです。この量は、ココア製品によっては10杯以上飲まなければいけない量ですので注意が必要です。
でも、美意識の高い貴女なら、やっちゃうかもですね!
2016.05.20.
巻き爪(嵌入爪)は外科受診を
皆さん、こんにちは^^
とても良い天気が続いていますね。もう暑いくらいです。
先週末の食いしん坊マラソンで日焼けして両腕は真っ黒です。
今週末は甲子園に行ってきます!
さて、今回の話題は「巻き爪」についてです。
女性の10人に1人は巻き爪と言われています。
今回は、20年以上巻き爪に悩まされていた患者さまが来院されました。
何度も化膿を繰り返し、その度に痛い目に合われ、色々な病院に行かれたようです。
そして、ワイヤー矯正治療やプレート矯正療法を受けられたそうです。これらは、保険診療ではないので、自費払いです。1回10,000~20,000円かかったそうです。しかも、爪は当然伸びるので、2~3か月ごとに受診が必要で、その度にお金がかかります。大変な出費です。
そして、矯正を止めたので、来院時には見事な元の巻き爪に戻っていました。
「一生矯正し続けないといけないのですか?」、「根治療法はないのですか?」と先生に尋ねたそうですが、「そうですね。根治療法はないので、矯正しかありません。」と言われてそうです。
私は「何科の先生がそう言われましたか?」と患者さまに尋ねると、「皮膚科です。」と言われました。
まあ納得です。皮膚科の先生であれば、巻き爪の手術はやらないので、根治療法があるのをご存じないかもしれません。
なので声を大にして言いたい!
「巻き爪の根治療法はあるのです!」
「巻き爪は外科を受診してください!」
2016.05.14.
院長のお気に入りVol.14 ワン・キッチン・ピット
皆さん、こんにちは^^
気持ちのいい天気が続いていますね。
明日は奈良で「第1回食いしんぼリレーマラソンin葛城」に参加してきます。
どんな美味しいものにありつけるか楽しみです。
さて、美味しいつながりで久々の院長のお気に入りを紹介します。
今回のお気に入りは、「ワン・キッチン・ピット」さん。
以前に紹介したタイ料理の「まんがい家」さんが閉店して、美味しい辛いタイ料理のお店を探していたのですが、ついに見つけてしまいました。それが「ワン・キッチン・ピット」さんです!
場所はちょっと判り難い所なのですが、、、
地下鉄平野駅から南港通りを西に進むと、右角にモスバーガーがあるので、その隣のビルです。半地下と中2階のような構造で、中2階の奥にあります。
カウンターとテーブル6卓くらいのこじんまりとしたお店です。
でも、シェフはタイ人で本格的なタイ料理を作ってくれます。さらに、辛さの相談にも問題なく対応してくれるのです。
そして、あのタイの有名なウイスキー「メコン」が置いてあるのも、嬉しい限りです。当然、メコンのソーダ割りを注文して、まずは大好きな「パッキーマオ」を超辛口でお願いし、出来上がるのを待ちます。
やってまいりました!独特の平麺に、鼻をくすぐる辛みの効いたエスニックの香り。食べていくと、口の中は燃えてくるし、汗は噴き出るし、もう最高です!
2品目は「ガパオ」。当然、激辛でオーダーです。ひき肉の量も多く、ジューシーでいて、美味い!当然、口の中はヒーハーですが、ライスの上の半熟目玉焼きを崩すと、卵のコクも加わって、更に美味さが増します。
そこそこお腹も一杯なのですが、折角なので、「パッタイ」の超激辛が出来るかを確認すると、快く引き受けてくれました。もともと「パッタイ」は辛い料理ではなく、どちらかというと甘口の料理なのですが、それがどう変化して出てくるのか楽しみです!
僅かな甘みの後に押し寄せてくる強烈な辛み!辛い料理のNO.1は「たっとん亭」の「ユッゲジャンクッパ5辛」ですが、間違いなくNO.2の辛さです!
久々に激辛タイ料理を堪能しました。次回は、これまたタイ料理の王道「カオマンガイ」と「グリーンカレー」を注文したいと思います。
左:外観と看板 中上:メニューの一部 中下:パッキーマオ 右上:パッタイ 右下:ガパオ
2016.05.06.
高タンパクの朝食で血糖値も改善
皆さん、こんにちは^^
昨日で私のGWは終わりましたが、なんと世の中の40%近くの方は本日も休みだそうです。
ということは、超羨ましい10連休ですね。。。
と言っても仕方がないので、仕事、仕事。
さて、本日の話題は前回の高タンパクの朝食が糖尿病も予防するかもというお話です。
青年期における過体重あるいは肥満レベルは、将来の為にも改善が望まれますが、特に血糖値を正常範囲で調節しながらの改善が必要です。今回、アメリカの研究グループは朝食の内容に着目し、高タンパク質の朝食が及ぼす影響を調べました。
太っているけど糖尿病ではない10代28人に対し、12週間とる朝食を高タンパク質(35gタンパク質)か通常タンパク質(13gタンパク質)かの2グループに分けて、血中ブドウ糖の計測で比較を行いました。
その結果、高タンパク質食を朝食にすると、一日で最大になる時のブドウ糖値を減らし、食事後のブドウ糖の変化量も減らす結果となりました。
著者らは、「これらのデータは、過体重か肥満以外は健康で、”朝食を抜く”青年において、日々35gの高品質タンパクを含む高タンパク朝食を摂ることが通常量タンパク質朝食よりも、自由な生活をしながらの血糖コントロール改善に効率が良いことを示唆する」と述べています。
10代の肥満は生活習慣や環境など様々な要因が絡みますが、このように朝食の質を改善する方法も対策になるかもしれません。
高タンパク質朝食にかかる費用や調理方法など、日常的に無理なく実践できる具体的な方法についても提言があれば、さらに毎日の食事の参考にできるかもしれませんね。
それにしても、高タンパク朝食、恐るべし!