あれこれブログ

2019.07.18

冷気と喘息症状

皆さん、こんにちは^^
ご無沙汰しております。というのも、、、7月1日に今まで使っていたノートPCが動かなくなったのです。
すぐにDELLのデスクトップ注文をしたのですが、届いたのは14日。
色々なソフトを再設定しながら、バックアップデータを戻し、何とか使えるようになったのが昨日でした。
(関係ありませんが、Windows10のメールは全く使えませんな。私はThunderbirdに変えました。)

さて、猛暑が予想されるこれからの季節、皆さんは家庭でのエアコン使用の機会や、職場や外出先でエアコンのきいた冷気のなかで過ごす機会が増えるのではないでしょうか。こうした状況を踏まえ、今回は冷気と喘息症状について考えてみましょう。

喘息の特徴的な病態とされている変動性の気流制限の要因である気道径の狭小化の機序のひとつとして、気道平滑筋の収縮があります。気道平滑筋の収縮の要因としてアレルゲン暴露が知られていますが、アレルゲン以外としては「外因性刺激として冷気、煙、化学物質、気象変化、内因性刺激として運動、心理的ストレスなどがあり、これらは炎症細胞からのメディエーターの遊離の促進あるいは迷走神経反射ないし軸索反射を介したアセチルコリン、神経ペプチドの遊離により平滑筋を収縮させる。」ことが知られています。(少し難しいですかね)

咳喘息、咳優位型喘息を対象に行われた調査において、咳の誘発因子として冷気が示されました。本調査では、咳優位型喘息・咳喘息140例と非喘息性遷延・慢性咳嗽54例を対象に、先行研究で示された18因子が咳を誘発するかのアンケート調査を行いました。その結果、喘息性患者、特に咳喘息患者では冷気により咳が誘発される頻度が高く、非喘息性患者と有意な差が認められました。特にこれからの季節は、クーラーによって冷えすぎた空気による咳の誘発にも注意が必要ではないでしょうか。

このような喘息患者の咳症状は、睡眠に影響を与える可能性が考えられます。喘息患者さんへの調査において、睡眠関連事象ありと回答された患者さんでは咳症状を多く経験していることが報告されました。つまり、そのような咳症状を訴える患者さんは、夜間や明け方の睡眠にも影響を受けている可能性が考えられます。
さらに、これからの季節は、皆さんが日常生活の中で冷気や外気温差に触れ、咳などの症状に苦しむ可能性があると考えられます。その際、症状に対応して、その都度吸入薬を使用するのも大切ですが、あらかじめ症状が出ない状態を目指した高いコントロールを維持することが重要ではないでしょうか。

そのためにも、症状がなくても継続的な治療をお勧めします。

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