あれこれブログ

2018.08.10

クロールが変わる?

皆さん、こんにちは^^
一昨日の大阪の最高気温は32℃。
十分暑いはずなのに、涼しいと感じたのは私だけでしょうか?
猛暑日に体が慣れて、異変が起こっているのかもしれません。慣れは怖いですね。
さてさて、昨日からパンパシ水泳が始まり、日本勢はメダルラッシュ!
素晴らしいスタートを切りましたが、今までの泳ぎ方が変わるかもしれません。
そんな話題をお届けします。

「水泳のクロールで速く泳ごうとすればするほど、キック動作(バタ足)は前に進む力に貢献しにくくなる。」
こんな研究結果を、筑波大と東京工業大の研究チームがまとめました。秒速1.3メートル(100メートルのタイムで76秒92に相当)より速くなると、足の動きで生じる水の抵抗が大幅に増えるというのです。

研究チームによると、クロールのバタ足は下半身を持ち上げて水平に近い姿勢をとるためには必須で、抵抗を減らすのに貢献していると考えられてきました。クロールで速く泳ごうとすると腕の回転も増やす必要があります。しかし、腕とキックの動きは連動しているため、キックの回数も増加してしまいます。実験では、ワイヤを付けた水泳選手に水槽内で①腕と足で泳ぐ②腕だけで泳ぐ③体をまっすぐに伸ばすの3パターンで泳いでもらい、体にかかる水の抵抗力を計測しました。
その結果、秒速1.1メートル(100メートルのタイムで90秒91に相当)の低速ではバタ足は推進力になっているものの、秒速1.3メートルを超えると足の動きが水の流れを妨げ、抵抗は速度の3乗に比例して大きくなっていました。

この成果は、小学生も含め多くの選手の泳ぎに関係するとみられています。筑波大の高木英樹教授は「振れ幅の小さい、しなやかなキックを打ち、水をつかむ上半身の技術を磨くことがタイム向上につながるだろう」と話しています。
何とも今までの常識が覆されて、バタ足のない腕だけのクロールが主流になるかもしれませんね!

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