あれこれブログ

2015.11.30.

クリスマス装飾第1弾

皆さん、こんばんは^^
本日は暖かい日中でしたね。
昨日までの寒さがウソのようです。

明日から12月。
今年もあと1か月となりました。
街はクリスマスムード一色。
本当に早いものです。
あっという間に正月を迎えることになるのでしょう。

ということで、昨年から始めたクリスマス装飾をお届けします。
先週の土曜日。木枯らしの吹く中、頑張りましたです。さみかった~
昨年より2倍以上の量に増やした電飾です。
こちらです↓
クリスマス装飾第1弾

来院された皆さまの心が少しでも和やかになっていただけると嬉しいです!

2015.11.24.

第1回合同イベントは大成功!

皆さん、こんばんは^^
先日の日曜日、新着情報でお伝えしていた野堂東組と医療法人富寿会の第1回合同イベントが大成功で終わりました。
季節外れの地車囃子で近隣の方から苦情が出やしないかハラハラしていたのですが、事前にご案内を配布して準備を進めていたので、無事に終えることができました。
入居者さまも大変喜んでおられ、大阪〆を一緒に行ったり、踊りだす方がいたり、野東の若者と会話をしたり、非常に有意義な時間であったと思います。
野堂東組の皆さま、大変ありがとうございました。
来年の第2回目に向けて、また色々とご相談に乗ってください。よろしくお願いいたします。

さて、そのイベントの様子をアップしました。
是非、こちらからご覧ください。

2015.11.19.

香りの効用

皆さん、こんにちは^^
週末の雨はあがりましたが、今日は晴れの予想なのにずっと曇り。
昼間に用事があって少し外出しましたが、寒いくらいでした。
どうもすっきりしない天気が続きますね。。。
さて、今回の話題は「香り」についてです。

自然の香りの中には、覚醒、鎮静作用等の様々な生理的な作用をもたらすものが存在しています。
大阪市立大学の抗疲労に関する研究を行っているグループは、香りを認識する嗅覚受容体に着目した研究を行っている花王株式会社との共同研究において、香りによる抗疲労作用機構の一端を明らかにしたと発表しました。

今回の一連の研究では、まず約400種存在するヒトの嗅覚受容体の中から、抗疲労作用を示すことが知られているグリーンとグレープフルーツの2種の香りに共通して応答する嗅覚受容体6種を特定。これら6種の嗅覚受容体が、抗疲労作用に関係する可能性を示しました。
また、前述の6種の嗅覚受容体に対し、それぞれの受容体を活性化する新しい香りの探索を行ったところ、約170種類の香料の中から、4種の香料の混合物である、ハチミツがかった甘い花の香り(MCMP)が、6種の受容体を活性化することも発見しました。
さらに、このMCMPによる抗疲労作用を、パフォーマンス試験で調査。17名の健常男性を対象に、MCMPの香りあり、なしの条件下でパソコン作業による疲労負荷を40分間行い、その前後で作業効率の指標である課題の正答率を評価しました。その結果、香りなしの場合に疲労負荷後に正答率が有意に低下するのに対し、香りありの場合には正答率の低下が認められず、疲労が抑制されたことが示されました。

香りの生理作用に関する研究は、グレープフルーツ精油による抗肥満作用やラベンダー精油によるリラックス作用などが知られていますが、生理作用に関わる可能性がある嗅覚受容体を特定し、実際にヒトの抗疲労における生理作用との関連を確認した研究は今回が初めてとなります。

ちなみに、私は、鶴橋の駅を降りた時の、あの焼肉の臭いが大好きです。。。^^

2015.11.13.

ブルーベリーで血圧改善

皆さん、こんにちは^^
関西も夕方から雨となりました。
最近、週末になると雨ですね。その度に秋が深まっていく気がします。
さて、本日の話題は「ブルーベリーと血圧」についてです。

閉経後の女性は高い割合で高血圧になり、動脈硬化が生じやすいことが知られています。
今回のイギリスでの研究は、閉経後の女性の高血圧に対し、ブルーベリーの効果を検証しています。

今回の研究は、血圧が125/85 mmHg以上、160/90mmHg未満の閉経後の女性48名を、22gのフリーズドライブルーベリーパウダーを摂る群と22gの偽パウダーを摂る群にランダムに分類し、8週間後の血圧、動脈硬化の程度を比較しました。

その結果、ブルーベリーパウダー8週間摂取すると、なんと血圧と動脈硬化の両方が改善したという結果でした。

今回の対象は閉経後の女性に限定されていたため、ほかの年齢の人や男性にも適用できるかは不明です。
以前に紹介した「クランベリーエキスでメタボ改善」や「紅茶で体型改善」などと併せて考えると、紅茶にブルーベリーとクランベリーを入れたフルーツティーを作れば、一石二鳥いや三鳥のような気がしますよね。
味も美味しそうではありませんか?

2015.11.10.

10kmマラソン初挑戦!

皆さん、こんにちは^^
私事ではございますが、先週の日曜日、人生初の10kmマラソンに参加してまいりました。
西宮ハーフマラソン

先週の日曜日の関西と言えば、、、雨。
しかし、日頃の行いが良いのか、スタート時間の10時30分頃には雨もほとんど止んでおりました。
これはラッキー!
いざ、甲子園球場前からスタート!
と思いきや、3分もしないうちに、ザーザー降りの雨。
はっきり、心が折れました。。。
3km地点までずぶ濡れになりながら、走りました。
なんで、こんな雨の中走ってんだろう?
マラソンじゃなかったら、ただのバカだよな。

その後も天気は回復せず、雨は降ったり止んだりの状況。
そして、ゴール地点は武庫川の河川敷ですが、前日からの雨で泥沼状態。
おいおい、大会関係者、手入れぐらいしとけよな!
もう少し、雨天の場合の事考えてコース決めろよなっ!
シューズの中、泥だらけやんか!!!
と思いながら、何とかゴールインできました。

10kmマラソン結果
何と順位は777位。スリーセブン!(パチンコじゃないって。。。)
時間は1時間9分5秒でした。
まぁ、初参加にしてはまずまずではないでしょうか?
その後のお疲れさん会も楽しんだし、充実した1日でした。
確かに、参加することに意義がある。
でも、雨の日のマラソンには絶対に参加しない!と誓いました。

2015.11.06.

睡眠不足と風邪の関係

皆さん、こんにちは^^
先週は寒い日が続いたのに、今週は晴天で昼間は暑いくらい。
でも、来週からまた寒さが復活するようです。
こんな気候の中、風邪で受診する患者さまが増えています。
そこで、今回は睡眠時間と風邪の関係についての話題です。

寝不足が続いた後に体調を崩すという経験をしたことがある人は多いと思います。
では、どの程度の睡眠が必要なのでしょうか?今回のちょっとおもしろい研究では、風邪を引いた人はどの程度の睡眠時間であったかを検証しています。

18歳から55歳までの健康なアメリカ人男女164人の睡眠時間などの睡眠状態を7日間連続で測定しました。その後、風邪のウイルスを鼻に滴下し、5日間で風邪の徴候が現れるかどうか検証しました。
その結果、1日6時間以下の睡眠時間では、風邪を引く可能性が4倍程度大きいという結果となりました。

忙しいとなかなか睡眠時間を確保することも難しいと思いますが、体調管理のためには、6時間以上の睡眠の確保も重要なのかもしれません。 秋の夜長を楽しむのもいいですが、しっかりと睡眠はとりましょうね!
また、これから寒くなり、インフルエンザなど体調を崩しやすい季節にもなります。くれぐれも体調には気をつけてお過ごしください。

2015.10.27.

貼り薬の咳止めを希望?

皆さん、こんにちは^^
昼間は快適な陽気ですが、朝晩めっきり冷え込んできましたね。
昨夜も外出時にはボア付きのパーカーを羽織ったくらいでした。
しっかり、体調管理しましょうね!
さて、本日は、当クリニックで処方している「ツロブテロールテープ」についてのお話です。

最近、当クリニックを咳で受診される患者さまやお子さまの保護者の方で、
「以前処方してもらった貼り薬の咳止めが欲しいんですが、、、」とか、
貼り薬の説明をしていると「これは咳止めではないのですか?」という場面に遭遇します。

当クリニックでは「ツロブテロールテープ」を処方していますが、「ホクナリンテープ」も「セキナリンテープ」も同じものです。これらのテープの裏には「ツロブテロール」という薬が塗ってあり、貼るとじわじわと皮膚から薬が吸収され、6〜8時間後に血中濃度が上がり、24時間以上持続して気管支を広げる効果があります。夕方に貼っても朝まで効果が持続するので、早朝に起こりやすい喘息発作や咳喘息を予防することもできます。

注意していただきたいのは、「ツロブテロール貼付薬は咳止めのお薬ではない」ということです。あくまでも「気管支拡張薬」なのです。また、ツロブテロール貼付薬は、既に起こっている喘息発作をすぐに止めることはできません。効果が出るまで、多少時間がかかるからです。

少し専門的な話になりますが、ツロブテロール貼付薬の効能は「下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解:気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫」と、製薬会社発行の添付文書に記載されています。
この「気道閉塞性障害に基づく」という部分に注目してください。気道閉塞性障害とは、喘息、気管支炎などで気管支を取り巻く筋肉が炎症によって分厚くなり、呼吸困難となる症状のことを指しています。簡単に説明すると、ヒューヒュー、ゼーゼーし、息が吐きにくくなる症状のことです。この症状を緩和するものがツロブテロール貼付薬で、咳を止める効果は添付文書にも明記されていません。

貼るお薬は手軽ではありますが、咳が出るからツロブテロール貼付薬という考え方は正しくありません。
各々の薬の働きを正しく理解して、適切に使用しましょう!

2015.10.22.

スパイスで長生きに

皆さん、こんにちは^^
大阪は秋晴れが続いております。
運動にも非常に良い季節です。
11月の10kmマラソンに向けて、走り始めていますが、筋肉痛が、、、
やはり歳には勝てません。
さて、今回の話題は私の大好きな「スパイス」に関してです。

スパイスが健康にもたらす影響については、世界的な関心が高まっています。
一部のスパイスや、スパイスに含まれるカプサイシンなどの成分については、肥満や心血管疾患、消化器疾患、癌などのリスクを低減する可能性や、抗菌活性、腸内細菌叢を整えるといった効能の存在も示唆されています。
しかしこれまで、スパイスで調味された食事と寿命との関係については検討されていませんでした。

そこで今回、地理的に多様な中国国内10地域から、研究開始時に癌、心疾患、脳卒中ではなかった30~79歳の男性約20万人と女性約29万人を対象として、スパイスの効いた食事と、総死亡や癌など特定の疾患による死亡との関連を調べました。さすが中国、規模が違いますよね。

なお、中国で最も多く消費されているスパイスは唐辛子なので、この研究で摂食頻度を調査した「スパイスの効いた食べ物」とは、ほぼ「唐辛子により調味された辛い食べ物」を指しています。
その結果、辛い食べ物を週に6~7回と、ほぼ毎日食べる人では、ほとんど食べない人よりも総死亡率が低いことが判明しました。さらに、虚血性心疾患呼吸器疾患による死亡率も、辛い食べ物を摂取する人の方が有意に低い結果となりました。
ただし、糖尿病や感染症による死亡、その他の原因による死亡と、辛い食べ物の摂取の間には一貫した関係は見られませんでした。

辛い物が大好きな私にとっては、非常に喜ばしい結果ですが、実際に1日どのくらいの唐辛子を食べればよいのかは書かれていないので、詳細な情報が欲しいところです。
昨日も汗をかきながら、ヒーヒー言いながら、激辛のガパオ(先日紹介したタイ料理)を食べましたが、この辛さをほぼ毎日食べるのは難しそうです。
というか、辛さをもう少し抑えればいいという話ですが。。。

2015.10.17.

院長のお気に入りVol.12 まんがい家

皆さん、こんにちは^^
本日はお昼から雨の予想でしたが、今のところ晴れ。
明日も行楽日和だそうですが、11月の10kmマラソンに向けて、走りますよ!

さて、久々となりますが、今回のお気に入りは、「まんがい家」さん。
平野でこじんまりとタイ料理を楽しむなら、ここでしょう。場所は、南港通りを地下鉄平野駅方面に歩いて、右手に黄色い看板のたこ焼食べ放題のお店がありますが、その手前にひっそりと店を構えています。

本当に小さなお店で、カウンター4席とテーブル席4席位しかありません。
タイ料理は北部と南部では味付けが違うのですが、ここのタイ料理は私の味覚にピッタリなのです。
そして、マスターがタイ人に似ている日本人なのです。私は初対面の時に、思わず「タイのどちらの出身ですか?」と失礼な質問をしてしまったくらい。
メニューは土日と平日とでも違いますし、不定期に変更されているようです。一般的に有名なのは、グリーンカレーやレッドカレー、トムヤンクン、パッタイ等ですが、ここで是非食べていただきたいのは、「カオ・マンガイ」と「ガパオ」です。

カオ・マンガイは鳥をゆでた煮汁でご飯を炊きこむため、鳥の旨みがご飯にしみわたっていて、特性のたれをかける茹で鶏もジューシーで、鳥を食べてる感が半端ないのです。
ガパオは、鳥ミンチを本場の赤、青とうがらしとバジルと一緒に炒めたものを、ご飯にかけて、半熟卵を乗っけたもの。私は辛さMAXでお願いします。汗が出るような辛さの鳥ミンチとご飯がとても合うのですが、半熟卵をつぶしてかき混ぜると、少しマイルドになってこれまた絶妙。

前述のように、とっても小さいお店なのですが、しっかりと研究されているマスターが作る料理を、是非お試しください!


左上:お店外観、左下:メニュー、中:お店の中、中下:ガパオ、右上:カオ・マンガイ、右下:タイビール・チャン

2015.10.13.

オレンジジュースで酸化ストレス低下

皆さん、こんにちは^^
この連休は各地で運動会が行われていたようですね。
私は法人の方に誘われて岸和田のだんじり祭りPart2に行ってきました。
やはり、すごい迫力でした。ありがとうございました。

さて、今回の話題はオレンジジュースの効能です。
酸素の一部は私達の体の中で「活性酸素」という物質に変化し、生体に悪影響を及ぼすことはよく耳にします。この活性酸素による悪影響を「酸化ストレス」と言うのですが、スペインの研究者らは肥満の成人にオレンジジュースを飲ませ、酸化ストレスや肥満の改善等について研究しました。
研究者らは、100人の非喫煙で肥満の成人を対象として、被験者を2つのグループに分けて、通常量のポリフェノール量と高ポリフェノール量(それぞれ299mg/日と745 mg/日)を含むオレンジジュースを飲んでもらいました。そして酸化ストレスに関するマーカー量の変化、BMIや血圧等のメタボリックシンドロームに関連する指標の測定を行いました。
その結果、通常または高ポリフェノール含量のオレンジジュースを飲むと、活性酸素の抑制に加え、BMI、腹囲等の改善が見られました。更に通常量ポリフェノール含量のオレンジジュースを飲んだ集団では、血圧の改善もみられました。

研究者らは、「通常量または高ポリフェノールを含有するオレンジジュースの摂取は、非喫煙で肥満の成人においてDNA損傷や脂質の過酸化から体を守り、いくつかの抗酸化酵素を修飾し、体重を減らす」と述べています。

酸化ストレスは個体のゲノムを傷つけたり、脂質分の性質を変えたりしてしまうので、出来るだけ減らした方が良いと考えられています。ポリフェノールには以前から酸化ストレスを減らす作用が知られていますが、今回の結果でも効果が見られました。また、酸化ストレスを減らす事が肥満や血圧の改善に繋がる可能性を示しており、肥満や糖尿病の予防として役立つかも知れませんね。

但し、加糖のオレンジジュースの飲みすぎは糖尿病の悪化にも繋がるので要注意ですよ!

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