あれこれブログ

2016.12.16

暑さ寒さに強い人・弱い人

皆さん、こんにちは^^
今年もいよいよ半月となりました。早い早いと言っていましたが、本当に早い!
あっという間に年が越しそうな雰囲気です。
しかし、今日は寒いですね。今年最強の寒波のようです。
ということで、今日のテーマはそんな寒さ・暑さに関する話題です。

暑さ寒さに強い人・弱い人。これにはいろいろな要因が関与しますので、一言で差はこれこれです、と言い切ることはできません。恐らく最も大きな要因は個人差でしょう。これでは答えになっていないのですが、生まれつき足の速い人と遅い人がいたり、生まれつき歌の上手い人下手な人がいるように、暑さ寒さに強い人と弱い人がいるのでしょう。暑さには強いが寒さには弱い人、暑さにも弱いが寒さにも弱い人、どちらにも強い人、等々いろいろなパターンがあります。

暑いときには汗をかきますが、ダラダラと滴るような汗のかき方は冷却効果が悪く、しっとりと肌が湿る程度が最も効果的に体温を低下させることができます。このように汗腺の働き具合も暑さに対する抵抗力を変化させます。汗腺の働き具合は恐らく遺伝的に決まっていますから、生まれつきのものであるとしか言えません。

ベルクマンの法則というのをご存じでしょうか。寒い地方に住む動物ほど大型になるという法則です。例えばクマを例にとると、北極にいるホッキョクグマが最大で、ヒグマ、ツキノワグマ、といった具合に南に行くにつれて小型化し、東南アジアのマレー半島にいるマレーグマが最小です。これは体の体積と表面積との関係によるものです。

熱の産生量は体積で決まるのに対し、熱の放散量は体表面積で決まります。つまり、体が大きくなった方が、熱放散にくらべて熱産生の方がより大きく増加しますから寒さに強くなるわけです。人間についても同様のことが言えるでしょうから、体の大きな人は寒さに強く、体の小さい人は暑さに強いはずです。

以前、NHKの「ためしてガッテン」で太った男性とやせた男性を数人ずつ、パンツ1枚の裸にし、寒い部屋でどちらが長く我慢できるかを比較したものがありました。先に寒さを我慢できなくなって部屋から飛び出してしまったのは、太った男性陣でした。
皮膚には温度感覚があります。つまり、温度の感覚には皮膚が大きく関わっています。太った人は皮下脂肪が多く、脂肪は断熱効果が高いため、血流によって運ばれる熱量はやせた人と同じでも身体の中心部から伝導してくる熱量が少なく、このために皮膚が冷えやすく寒さに敏感なのです。つまり、太った人は寒がりです。

ただし、こんな実験をやった人はいないでしょうから断言はできませんが、うんと寒い部屋に閉じ込めて鍵をかけ、どちらが先に凍死するかを比べたら、断熱効果の高い太った人の方が長く生きられるはずです。つまり皮下脂肪が厚いと皮膚が冷えるので寒く感じるのですが、皮下脂肪が厚い方が体の中心部の熱が奪われにくく、寒さに耐える力は大きいからです。
決して実験しないでくださいね!

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