あれこれブログ

2016.12.10

膝の痛みにキャベツ?

皆さん、こんにちは^^
12月も今日で10日目。本当に早いです。あっという間です。
最後まで気を引き締めて頑張りましょう!
さて、前回、変形性膝関節症に関するお話を書きましたが、今回もその絡みです。

前回も書きましたが。長引く膝の痛みの原因で一番多いのが変形性膝関節症です。重症では手術が必要になります。薬などいろいろな治療が試されていますが、決定的なものは見つかっていません。今回、ドイツの研究班が、なんとキャベツの葉を巻く治療を変形性膝関節症に試した研究の結果を報告しました。

変形性膝関節症は、加齢などにより膝の軟骨がすり減って痛みや動かしにくさを現す変化です。一度傷付いた軟骨は再生しないので、変形性膝関節症はしだいに進行し、治ることはありません。この研究では、変形性膝関節症の進行度がステージIIまたはIIIの人が対象とされました。ステージIIとステージIIIは、ある程度進行し、手術が検討されることもある状態です。平均年齢65歳の変形性膝関節症の患者81人が集められました。対象者はランダムに3グループに分けられ、それぞれ治療を受けました。
①毎日2時間以上キャベツを巻くグループ
②毎日1回以上痛み止めのジェルを塗るグループ
③通常のケアをするグループ
痛み止めのジェルとして、薬剤1gあたり10mgのジクロフェナクが使われました。ジクロフェナクは痛み止めの成分として広く使われています。日本で処方箋なしで買える薬としてはボルタレンACゲルなどが1gあたり10mgのジクロフェナクを含んでいます。

そして、4週間の治療によって次の結果が得られました。
キャベツを巻いたグループで、通常のケアのグループよりも痛みが弱くなっていました。痛み止めのジクロフェナクと比べると痛みに差が見られませんでした。
また膝の機能や生活の質の質問紙でも効果が見られました。

キャベツを巻く治療の効果を示すデータが得られました。キャベツに含まれる何らかの成分が炎症や痛みを抑えるように作用していたのかもしれません。
ただし、ここで紹介したキャベツの効果も、キャベツを食べたときに同じ効果がありそうだとは言えません。
キャベツを巻く方法も、この1件の報告だけで「確かに有効」と決めることはできません。試してみてもいいでしょうし、効果があるかもしれませんが、ほかの方法もいろいろあることと、一度傷付いた軟骨は元に戻らないことを頭に置いていてくださいね。
でも、私的には、ドイツの研究班は何故キャベツを選んだのかの方が興味がありますね。

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