あれこれブログ

2016.04.25.

高タンパクの朝食で体脂肪をセーブ

皆さん、こんばんは^^
暖かい日が続いていますが、熊本や大分ではまだ余震が続いているうえに、エコノミー症候群の発症やノロウイルスの検出など様々な問題が起こっていますね。
仮設住宅を含めた早期の支援体制の確立が必要ですよね。
さて、今期の話題は高タンパクな朝食の影響です。

健康的な食生活には朝食が大切と言われています。朝食にはどんなものを食べるとよいのでしょうか。
朝食を抜く習慣のある若い肥満傾向の人を対象に、高タンパクの朝食による効果を調べる研究がアメリカで行われました。

この研究では、19歳前後でBMI(体重÷身長の2乗)が25以上の過体重または肥満にあたり、朝食を抜く習慣がある人57人が対象となりました。
対象者はランダムに3グループに分けられ、13gのタンパク質を含む普通の朝食を食べるか、カロリー量が同じで35gのタンパク質を含む高タンパク朝食を食べるか、朝食を食べない習慣を続けるかに割り当てられました。そして、12週間の朝食の違いによって、グループごとに体重などに変化があるかを比較されました。

その結果、朝食を食べないグループでは体脂肪量が増加しましたが、それに比べて高タンパク朝食を食べるグループでは体脂肪量増加が抑えられました。普通の朝食ではこの効果は見られませんでした。

高タンパク朝食の効果については他にも研究があり、健康に良いと見られる影響が報告されています。
食生活改善のための参考になるかもしれませんね。

2016.04.19.

ヨーグルトで糖尿病予防

皆さん、こんにちは^^
熊本や大分では大変な状況が続いていますね。
余震がいつまで続くのでしょうか。
木曜日には再び雨という予報で、更に被害が拡大しないのを願うばかりです。
さて、イベントの関係で、健康に関する情報が2回飛びましたが、その前にアップしたヨーグルトに関する別の話題です。

今回の研究は、英国ケンブリッジ大学の研究チームが、英国のノーフォーク州在住の男女3,500人を、11年間追跡して調査し、食事と糖尿病の発症との関連を調べました。

調査期間中に753人が2型糖尿病を発症しましたが、ヨーグルトや低脂肪のフレッシュチーズやカッテージチーズなどの乳製品を食べていた人達は、全く食べていない人達と比べて糖尿病を発症した割合が24%低い結果となりました。
低脂肪の乳製品を種類別に調べたところ、ヨーグルトのみを食べていた人では、糖尿病リスクは28%低下したことが判明しました。その人たちは、カップ入りヨーグルト(120g)を平均で週4~5個食べていました。結構な量ですよね。
ただし、糖尿病のリスク低下との関連がみられたのは、乳製品の中でも低脂肪製品に限られており、牛乳や高脂肪のチーズなどでは糖尿病リスク低下の効果はみられませんでした。

なお、間食としてポテトチップの代わりにヨーグルトを食べていた人では、糖尿病リスクは47%も低下していました。

最後の一文は、当たり前の気がしますけどね。。。
前回のヨーグルトの話題と併せても、ヨーグルトはメタボ予防や糖尿病予防には良さそうですね^^
最近CMでもやってますが、ただヨーグルトだけを食べるのではなくて、ジャムと一緒にパンに付けたり、サラダにかけたり、パスタに絡めたり、色々な方法で摂るのがいいかもしれませんね。

2016.04.13.

イベントの写真をアップしました

皆さん、こんにちは^^
先日行われた第2回医療法人富寿会&野堂東組合同イベント「平野東ふれあいフェスタ2016春Spring」の写真をアップしましたので、ご覧下さい。
こちらをクリックしてください!

2016.04.11.

祝・イベント大成功!

皆さん、こんにちは^^
昨日は天気にも恵まれて、「第2回 医療法人富寿会&野堂東組合同イベント 平野東ふれあいフェスタ 2016春Spring」が、事故もなく無事に終了することができました。
また、近隣のお子さまやお年寄りの方々を含めて、多くのご家族さまに立ち寄っていただき、非常に盛り上がり、大成功だったと思います。
各企画イベントも盛況で、私が担当した「広島風お好み焼」も完売しました!
食事もとらずに4時間半、何と何と96枚も焼き続けたので、本日は両腕が筋肉痛全開であります。
イベント終了後は、野堂東組の方と打ち上げを行い、普段お話しすることのない女子組の方や青年部の方ともお話ができ、更に今後に向かっての改善案や新しい提案なども聞くことが出来て、非常に有意義な時間でした。
今回のイベントも、野堂東組の皆さまのご協力のお蔭と感謝しております。
本当にありがとうございました。
次回の秋の合同イベントも宜しくお願い致します。
今回のイベントの写真については、また後日アップしますので、お楽しみに!

次回は、お好み焼きは変更かな。。。

2016.04.08.

ヨーグルトや低脂肪牛乳でメタボ予防

皆さん、こんにちは^^
昨日は、本当に春の嵐でしたね。
満開の桜も散ってしまうのかと思うほどの風と雨でした。
さて、今回の話題は、メタボ予防に有効な情報です。

乳製品を取りすぎると太る、というイメージを持たれている方が多いかもしれません。
今回のスペインでの研究では、メタボではない1,868人を最大7年間追跡調査し、乳製品の摂取量とメタボリックシンドロームの関連が検証されました。

乳製品のうち、ヨーグルトと低脂肪牛乳を多く摂っている人は、メタボになる危険性が低いという結果でした。一方、チーズを多く摂る人はメタボになる危険性が高かったと報告されています。

メタボリックシンドロームは様々な病気につながるため、食習慣や運動習慣に気をつける必要があります。その際、ヨーグルトや低脂肪牛乳を多く摂ることで、メタボリックシンドローム予防になる可能性があるかもしれませんね。

2016.04.04.

黄砂とPM2.5

皆さん、こんにちは^^
大阪の桜も先週末満開となって、クリニックの前の平野公園でも花見の人がいっぱいです。
私は、今週末に行うフェスタの準備でバタバタしていて、お花見ができるか心配です。
さて、今回はこれから増えてくる黄砂についてです。

黄砂(とそれに含まれるPM2.5)は、中国大陸の砂漠地域で風に巻き上げられた砂や鉱物の粒子などのことを指します。この黄砂が風に乗って日本に運ばれる際に、黄砂と大気汚染中に含まれる有害な化学物質が日本に降下し、体に影響する可能性が問題視されています。大気汚染としては、工業地帯の排煙、車の排気ガス、ダスト、森林火災などが原因として考えられており、1年中日本で観測されるものですが、特に2月から増え始め、だいたい4月ごろにピークとなります。
黄砂の粒子には、石英などの鉱物、粘土鉱物が多く含まれています。日本に到達するまでに、黄砂の大きさは4μmくらいになりますが、一部2.5μm以下(PM2.5と呼びます)のものも含まれていて、黄砂が飛来してくる場合、PM2.5の濃度も高くなります。多くの研究により、黄砂に含まれないはずのアンモニウムイオン、硫酸イオンといった物質が抽出されていることから、日本に運ばれるまでに汚染物質を取り込んでいるのではないかと言われています。日本の黄砂降下量は、なんと年間1~5トンと推定されています。

黄砂の健康への影響については、様々な研究報告があります。黄砂の直径がおおよそ4μmで、この大きさは肺の中でも気管支の一番奥にある肺胞まで到達してしまう大きさであるため、健康に影響するのです。ですから、気管支喘息や閉塞性肺疾患(COPD)、アレルギー性鼻炎・結膜炎などの病気との関係性について報告されています。
また、黄砂の多い日では救急搬送が多くなることや咳症状の悪化が認められたという報告があり、黄砂によって気管支や肺に何かしらの病気を抱えている人の症状が増悪する可能性も言われています。
鳥取県では、健康な人を対象に、黄砂が多い日と少ない日で、自覚症状がどのように変わっているか?という研究が行われた結果、健常者であっても、目、鼻、皮膚の悪化を訴える人が多いというものでした。つまり、健康な人への影響もある可能性が示されたわけです。

このような背景の中、黄砂やそれに含まれるPM2.5に対して、どのように対策をすれば良いのでしょうか?
黄砂やPM2.5への対策は、体内にそれらの物質が入ることを防ぐことが大事です。天気予報などで知ることができる黄砂やPM2.5の情報をチェックして、もし気になるようでしたらマスクなどをして外出するということもひとつの手かもしれません。

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