あれこれブログ
2015.07.08
食事とCOPD予防
皆さん、こんにちは^^
なでしこジャパンは準優勝に終わり、昨日の七夕も雨で天の川は見れず。
ちょっと残念な出来事が続いていますが、沈んでばかりはいられません。
今週末は地車なので、完璧な準備を目指します!
お近くの方も是非遊びに来てくださいね。
さて、今回は「食事内容でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)が予防できる」という話題です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは気管支や肺胞がダメージをうけて、正常な呼吸ができなくなっている状態です。詳細はこちら。
原因のほとんどが長期間の喫煙であるため、禁煙することがもっとも重要な予防法でした。 今回、米国の研究チームが「質の高い」食事をすることでCOPDの発症リスクを減らす可能性があることを報告しました。
この調査は、米国の約12万人の中で、この調査期間中にCOPDと診断された患者(女性723例、男性167例)を対象にCOPDの発症とそのリスク要因を分析しています。
分析の結果、健康的であるとされる食品の摂取は不健康を及ぼすとされる食品に比べるとCOPDの発症リスクを低下させることが判明しました。
「質の高い」食事とは、全粒粉(小麦粉の一種。小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたもの)、多価不飽和脂肪酸の多い食品、ナッツ、長鎖オメガ3脂肪酸の多い食品などの健康的な食品を含んだもので、「質の低い」食事とは、赤身や加工肉、精製された穀物、糖分の多い飲料水などの不健康な食品を含んだものです。
この傾向はCOPD発症の主たる原因である喫煙歴に関わらず見受けられました。
研究チームは「COPDの発症を抑えるために食事の内容(不健康な食品を避け、健康的な食品を摂取する)を変えるといった多方面の介入が重要である」と主張しています。
COPDの大きな原因である喫煙を控えるだけでなく、食生活の見直しも大切な予防法かもしれませんね。