あれこれブログ
2015.02.19.
インフルエンザB型検出!
皆さん、こんにちは^^
暖かくなったと思ったら、また寒くなりの繰り返し。
しかし、公園の桜の木にはまだまだ硬い蕾が目につくようになりました。
少しずつ春が近づいているのを感じます。
さて、本日、早くもインフルエンザB型が当クリニックで検出されました。
症状は、37度台の熱と全身倦怠感と頭痛。
咽頭痛も鼻水も関節痛もありませんでした。
インフルエンザの予防注射はされていませんでした。
ただ普段非常に元気な方で、3日も寝込むことなどない方でしたので、ひょっとしてと思って検査したらB型でした。
平野区自体はインフルエンザの警戒地区からは外れましたが、まだまだ注意が必要です。
A型の流行が例年より早かっただけに、B型も早めに出たのでしょうか?
A型にかかっても、B型にかかる可能性は十分にあります。
高熱が出なくても、全身倦怠感や頭痛、関節痛の症状を伴う方は、早めの受診をお勧めします。
2015.02.12.
乳酸菌で花粉症対策
皆さん、こんにちは^^
昨日から少し寒さが和らぎましたが、まだまだ寒い日は続きそうです。
気温の上昇とともに気になるのが花粉症。
関西でもそろそろスギ花粉の飛散が始まっています。
今回は、花粉症の方にちょっとした朗報をお届けします。
ヤクルト本社は、乳酸菌LPO132使用の発酵果汁飲料の継続飲用が、スギ花粉症患者のアレルギー症状を緩和する効果のあることを発表しました。
この試験は、スギ花粉が飛散する2~4月にかけ、花粉症の自覚症状のある成人42人を対象に飲用試験を実施。LPO132で発酵させたカンキツ類果汁飲料摂取グループと、疑似飲料摂取グループに分け、1日1本、8週間飲用してもらい、血液検査、花粉症の自覚症状や生活の質(QOL)などの調査を行いました。
その結果、LPO132発酵果汁摂取グループは疑似飲料摂取グループに比べて、炎症の指標ともなる血中の好酸球数の変化を抑え、花粉症に特有な症状である目のかゆみ、QOLにかかわる記憶力低下、疲労などのスコアが有意に低値を示し、症状が軽減されたことが明らかとなりました。
今後、特保(特定保健用食品)の商品が開発されるかもしれませんね。
ただし、どの乳酸菌でも上記のような効果が出るわけではありませんので、ご注意を!
2015.02.07.
咳喘息の再診
皆さん、こんにちは^^
節分も過ぎて、いよいよ春に向かって季節も移り変わって欲しいものです。
さて、当クリニックも2年目を迎え、咳喘息で再診される患者さまもおられます。
その中で、初回は1か月ほどで長引く咳が改善したのに、再診してから1か月以上たっても症状の改善があまり見られない患者さまがいらっしゃいます。
しかも、投薬内容も初回と同じにも関わらず。
再診時は咳喘息ではなくて、マイコプラズマ肺炎なのか?
しかし、発熱もないし、周りでも流行ってないし、、、
今回はアトピー咳嗽なのか?
しかし、咳喘息の投薬が全く効いていない訳でもないし、、、
それとも、副鼻腔気管支症候群なのか?
しかし、既往もないし、後鼻漏もないし、、、
またまた、逆流性食道炎なのか?
しかし、胸やけもないし、食事とも関係していないし、、、
非常に頭を悩ませました。
しかし、よくよく話を聞いてみると、、、
なんと、ご自身で薬を調整されていて、1番大事な吸入ステロイド薬配合剤(当クリニックで1番処方している「シムビコート」)の吸入を中止していらっしゃったのです。
これで、すべての謎が解けました!
再度、吸入ステロイド薬配合剤の重要性を説明させていただき、他の何をおいても(他の薬も重要なのですが)、吸入を欠かさないようにお願いしました。
指示通りに服薬してくれているだろうという私の勝手な判断と、再診で薬に慣れた患者さまの判断が招いた問題でした。
何度もブログでも書きましたが、吸入ステロイド薬(配合剤)は非常に重要な薬です。必ず指示通りの吸入を再度お願いいたします。
2015.02.03.
豆まきにご用心!
皆さん、こんにちは^^
あっという間に1月が終わり、早くも2月の始まりですね。
そして、今日は節分。
豆まきは楽しい行事ですが、子供が豆を気管や気管支に詰まらせる事故も起きています。
国立成育医療研究センターでは、2005~14年の10年間に、子供が豆類を気管などに詰まらせて受診した事例が42件もあったそうです。豆の種類はピーナツが19件と最多で、煎った大豆(10件)、枝豆(9件)で、大豆での事故の8割は、節分のある2月に発生しています。
万一の際、応急対応をどうするかは、年齢や症状によって異なります。
咳込んでいても、息ができているなら、自然に任せ、できるだけ泣かせないようにしながら、急いで医療機関に連れて行きましょう。むせた際、子供を逆さにして豆を口の方に戻そうとする人がいますが、症状が悪化する場合があるので絶対にしないでください。
一方、豆が詰まって声が出せず、窒息しているような状況では、すぐ救急車を呼んでください。気管を完全にふさいだ状態が数分間続くと、死に至るか、助かっても脳の機能に障害が残る場合がります。
その上で、乳児なら片手で体を支え、もう一方の手のひらで背中をたたく、幼児なら背後から両腕を回し、腹部を上方へ圧迫するなど、年齢に応じた処置を行いましょう。
くれぐれも子供さんから目を離さないように、
3歳以下には豆を食べさせないように、
豆まきをしたらすぐに豆を拾い集めるように気を付けて、楽しい節分をお過ごしください。
2015.01.29.
早めの花粉症対策を
皆さん、こんにちは^^
昨夜からまたまた冷え込みが始まりました。
家でも暖房がフル活用されていると思いますが、加湿も忘れずに。
さて最近、花粉症の患者さまが来院され始めました。
今や4人に1人は花粉症の時代です。
スギやヒノキなどの花粉によってくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー症状が出ます。
花粉症の原因植物には樹木と草本があり、日本では約60種類もあるとされています。
主なものとしては、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、シラカンバ、ハンノキなどがあります。
本州、四国、九州では、一番の原因植物はスギとヒノキです。スギやヒノキの花粉は、大量に風にのって数十キロも飛んでくるので、どこにいても花粉症対策をしっかり行うことが大切です。
一般的に、スギ花粉は、九州や関東では1月下旬から、関西では2月上旬から飛び始めます。
花粉が飛び始める2 週間くらい前から治療を開始(「初期療法」と言います)することが最も効果的とされています。
初期療法を始めていると、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状を和らげることができます。
また、早期に症状を改善させることもでき、結果として、処方される全体のお薬の量を減らすこともできるのです。
そのため、早めに当クリニックを受診して頂き、患者さまの生活スタイルに合った花粉症対策を始めることをお勧めします。
2015.01.24.
院長のお気に入りVol.8 やきとり亭
皆さん、こんにちは^^
昨日は寒かったですね。往診中に雪かひょうが落ちてました。
この週末は穏やかな天気になりそうです。
久々に遠出でもと考え中です。
さて、今回のお気に入りは、「やきとり亭」さん。
平野で焼き鳥といえば、何といってもここでしょう!
この平野で、17年!(たしか、、、)
駅から離れたひっそりした場所で、いつも大繁盛の焼き鳥屋。
場所は、加美駅の北側のパチンコ屋さんを線路沿いに東へ。道なりに5分ほど歩いて、加美東小学校の裏を右に曲がったところです。
焼き鳥は、当然、何を食べても美味しいです。
特に、塩皮、こころ、きも(レバー)がお勧めです!
こういうのが苦手で今まで食べられなかった方でも、絶対好きになります。なるはずです。。。
レバーの好きな方は、白きもあぶり焼が超お勧めです。
刺身類や手羽先唐揚やとり釜めしも美味しいのですが、、、
是非、注文して頂きたいのが、「手作りグラタン」と「担担麺」なのです!
なんで、焼き鳥屋で、グラタンとラーメンなの!とボヤいてる貴方。
やきとり亭の大将をなめちゃあいけません。
鳥の旨みとホワイトソースのコラボレーションが抜群なのです!
今まで食べたグラタンの中で1番かもしれません。
そして、〆には「担担麺」。
担担麺好きな大将が、色々と食べ歩いて、好きが高じて出来上がった担担麺。
美味しくないわけがありません!
平日なら早い時間なら大丈夫ですが、週末は必ずお電話を!
でも一杯覚悟で行って、一杯だったら「500円割引券」がもらえるので、お得かも。
左上:店の入り口 左下:かわ 中左上:こころ 中右上:せせり 中左下:み 中右中:きも 中右下:つくね
右上:手作りグラタン 右下:担担麺
2015.01.20.
野菜と果物で循環器疾患予防
皆さん、こんにちは^^
昨日からまたまた寒い週が始まりましたね。
風邪とインフルエンザには十分注意しましょう!
さて、今回は野菜と果物に関する話題です。
「野菜や果物を多く摂る人は、脳卒中や心臓病の循環器疾患で死亡するリスクが低下する。」
人間総合科学大の研究グループが、約9000人を24年間追跡調査して明らかにし、論文を発表しました。対象は、1980年に実施された国民栄養調査に参加した当時30~79歳の全国の男女約9000人。野菜と果物の摂取量に応じて4つのグループに分け、2004年までの生存や死亡の情報を集めて、統計手法を用いて分析したそうです。
その結果、野菜と果物を1日に計280グラム程度摂取したグループと、計490グラム程度摂取したグループを比較すると、多く摂ったグループは少ないグループより死亡リスクが28%低下していました。
さらに、計650グラム程度の摂取では同様に26%低下しました。野菜のみ、果物のみでも摂取量が多ければリスクは低かったと報告しています。
野菜や果物を食べることで、循環器疾患を予防できる可能性が示されていて、非常に興味深い結果です。野菜や果物には、食物繊維が多く含まれているものが多いので、糖や脂肪の吸収を抑えているのかもしれませんね。ちなみに私は、食事の最初にしっかりサラダを食べることにしています。
2015.01.16.
HbA1cについて
皆さん、こんにちは^^
少しだけ寒気が緩んだようですが、今週末からまた寒波らしいです。
私の風邪も全快まではいきませんが、徐々に良くなっています。
うがい、手洗い、加湿しっかりしましょうね。
さて、本日は糖尿病に関する話題を。
糖尿病の指標の1つである血糖値は、読んで字のごとく血中の糖の値です。血糖値は、お腹が減ると低くなり、満腹になると高くなり、1日の中でも変動します。
しかし、HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、血糖値の3か月くらいの平均値なので、直近のお腹具合には関係しません。前日に大食いしたからHbA1cが高くなったという言い訳は通用しないのです。
さて、このHbA1cに関して興味のある報告がありましたので、ご紹介します。
日本を含む12カ国314施設で、3000人を超える患者さんを対象に行われた、4年間にもおよぶ大規模な研究で、HbA1cを減少させることは脳卒中や心筋梗塞などの心血管イベントの減少と強く関係していることが分かりました。
また、逆にHbA1c値1.0%の上昇で、心血管イベントのリスクは25%増え、各々のイベントでは心血管死亡が31%、脳卒中が36%増えるということも分かったそうです。
糖尿病自体が万病の元と言われている病気ですから、しっかりと治療したいですね!
2015.01.10.
インフルエンザに点滴治療
皆さん、こんにちは^^
そろそろ正月気分も抜けて、仕事や勉強モードに慣れてきましたか?
特に受験生にとっては来週末がセンター試験で第1の山場を迎えますね。
そんな中、全国的にインフルエンザが流行しています。
当クリニックでも毎日のようにインフルエンザの患者さまがいらっしゃいます。
昨年は「タミフル」の内服薬しか準備していませんでしたが、
今年からは「ラピアクタ」という点滴も用意しています。
タミフルは、1日2回内服を5日間。
ラピアクタは、約15分の点滴1回のみ。
患者さまのラピアクタに対する感想も上々です。
注射が苦手という方は、タミフルを。
てっとり早く済ませたいという方は、ラピアクタを。
患者さまのご希望に合わせて治療いたしますので、お気軽にお選びください。
2015.01.05.
明けましておめでとうございます。
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
院長に就任して2年目を迎えました。
昨年は、バタバタとあっという間の1年でした。
ホームページの作成・更新、薬品情報システムや健診システムの作成にはじまり、
新しいレントゲン機器の導入、地車イベントの開催、様々な医療サービスの開始、クリニックと老健施設の改修工事。
昨年は「基礎作り」の年として位置づけ、今年は「充実」の1年にしたいと思っています。
何でも気軽に相談いただける街のかかりつけ医を常に目指して。
今年もよろしくお願いいたします。