あれこれブログ
2019.04.19
朝食と体内時計
皆さん、こんにちは^^
いよいよ明後日はフェスタです。
天気も良さそうなので、非常に楽しみです!
皆さんも、是非是非お立ち寄りくださいね。
さて、今回の話題は、朝食と体内時計についてです。
朝食を抜くと肝臓の脂質代謝や体温に関わる体内時計に乱れが生じ、エネルギーの消費が減って体重増加につながることを、名古屋大学・准教授の小田裕昭氏らの研究グループが突き止めました。朝食を取ることはメタボリック症候群や肥満の予防につながるだけでなく、体内時計の正常化にも重要であるといいます。
厚生労働省の調査によれば、2015年には20歳代の4人に1人が朝食を食べてないという実態が報告されています。朝食を抜くと肥満やメタボリック症候群、2型糖尿病などになりやすいことが知られていますが、これまでの研究は観察研究が多く、その機序は明らかになっていませんでした。
小田氏らの研究グループはこれまで、体内時計の調節には光よりも食事のタイミングが重要な役割を果たすという時間栄養学に着目した実験を重ねてきました。今回は、朝食の重要性に注目し、ラットを活動期に高脂肪食を与える群(対照群)と目を覚ましてから4時間後に高脂肪食を与え、ヒトが朝食を抜いた場合に相当する状態にした群(朝食を抜く群)に分けて2週間観察しました。同氏によれば、こうした条件はヒトが朝8時に朝食を食べた場合と12時に最初の食事を食べた場合に相当するといいます。
その結果、摂取する食事の量に両群間で差はみられませんでしたが、朝食を抜いた状態の群では、対照群に比べて体脂肪量や体重が大幅に増加していました。詳細に解析したところ、朝食を抜いた状態のラットでは肝臓の時計遺伝子や脂質の代謝に関与する遺伝子の発現リズムが乱れていることが分かりました。さらに、朝食を抜いた状態のマウスでは体温は食べ始めるまで上昇せず、食べている間にも体温は低下してしまうことも明らかになりました。
以上の結果から、小田氏らは「朝食を抜くと肝臓時計や体温時計に異常が生じ、エネルギー消費量が減少して体重増加につながると考えられる」と結論づけています。また、この結果は、朝食を取ることを勧める際の科学的エビデンスになるとしています。
私も、なかなか朝食をとる時間もないし、朝から食欲ないんですよね。難しいな~。
コーヒーとコンブチャクレンズは飲んでるけど。。。カロリーメイトでも食べようかな。。。
皆さんは、しっかりと朝食を食べてくださいね。