あれこれブログ
2018.11.27
老化と糖化④
皆さん、こんにちは^^
小春日和が続いていますが、明日からは天気も下り坂。
いよいよ、冬がやってきそうな気配です。
さて、今回は「老化と糖化」の4回目です。
前回お話した飲み物のほかにも抗酸化作用の強い食べものに野菜や果物があります。日本臨床栄養協会理事で名古屋経済大学准教授の早川麻理子氏はこう話しています。
「野菜の中では『ブロッコリー』や『キャベツ』、『菜の花』のようなアブラナ科がビタミンCが豊富。細胞を元気にします」
ビタミンCは抗酸化、抗AGE作用の両方を持ち、老けないために欠かせない成分。体内にストックできないので、毎食後に果物を60gずつ(柿でいうと3分の1程度)摂る形で補給するのが効果的です。
「見た目を老けさせないためには、ビタミンA、C、Eとポリフェノールを摂ることが鍵になりますが、果物はそれらを満たしていることが多い。さらに旬のものは栄養素の効能が強く、柿やみかんのオレンジ色のもとになるβ―カロテンに強力な抗酸化作用があります」(森氏)
目安として一食あたり生野菜なら両手のひらいっぱい、それを毎食摂って1日350gの野菜、そのうち120gは色の濃い野菜を摂るとだいたい必要な栄養素をカバーできるのです。
女性に朗報です。すでに老化が進行したしわや肌のくすみに効果がある野菜と果物があるのです。
「野菜なら、肌の美白に効くのは『セロリ』。果物なら、『イチゴ』や『ブルーベリー』などのベリー類がいい。老けないための予防だけでなく、すでに“老いてしまった”部分の改善にも非常にいい。ベリーに含まれる青紫の色素成分、アントシアニンはポリフェノールの1種で、傷ついた細胞を修復する力を持っています。冷凍しても栄養価は変わらないので常備をおすすめします」(早川氏)
色々な野菜や果物が老化防止に役に立ちそうですね。
特に、かきやみかんやいちごはこれからが旬ですから、ちょっとだけでも摂り入れてみませんか?