あれこれブログ
2015.08.08
逆流性食道炎と生活習慣
皆さん、こんにちは^^
大阪はなんと8日連続の猛暑日。
今日も暑くなりそうで記録更新しそうです。。。
さて、今日の話題は長引く咳の原因としてもHPで紹介していますが、逆流性食道炎について。
胸やけ、ゲップ、胸の痛み、喉の違和感、声枯れなどの症状はありませんか?
上記の症状があれば、それは「逆流性食道炎」かもしれません。逆流性食道炎は、食べたものを消化する強い酸性の胃酸が、食道に逆流して、食道が炎症を起こし、粘膜がただれたり、潰瘍を生じたりする病気です。1回の食事で分泌される胃酸の量は、なんと約500mLにもなるのです。
食道は胃酸に対する抵抗力が弱いため、健康な状態では、胃酸が食道に逆流しない仕組みが働いています。その主役が下部食道括約筋です。下部食道括約筋は、食道と胃のつなぎ目にある筋肉で、食べた物を飲み込む時には、ゆるんで食道から胃に食べ物が落ちるようにし、それ以外の時は、食道をしめて、胃酸が逆流しないようにしています。
逆流性食道炎に対する治療の基本は、逆流する胃酸の量を減らすことで、非常に効き目の良い薬はありますが、様々な症状の予防には生活習慣の改善も大切です。
まず、食べ過ぎや油っこいものは、下部食道括約筋を緩めてしまうので、胃酸が逆流しやすくなります。ですから、腹八分目、七分目を目処にしましょう。ゆっくり食べると、食べ過ぎも防ぐことにもつながります。
その他、炭酸飲料やアルコールも下部食道括約筋を緩めてしまうので注意が必要です。
また、過食によって肥満になると、腹圧の上昇によって逆流しやすくなるとも考えられます。
食物摂取後の胃排出時間は約2~4時間なので、食後すぐに横になると胃酸の逆流が起こりやすくなります。
さらに、食べ物によっても胃に留まる時間は異なります。胃排出時間が早い順番は以下の通りです。
1. ごはんやパンなどの炭水化物(糖質)
2. 肉や魚などのたんぱく質
3. 揚げ物などの脂肪(脂質)
どうしても遅い時間での食事が避けられない場合には、胃排出時間の早い食べ物をできるだけ控えて摂るようにしましょうね。
先日 胸やけと胃痛と吐き気があって、自宅近くの消化器の先生に胃カメラをしていただきました 絶対逆流性食道炎だと思っていましたが、全然大丈夫といわれて、あてが外れてしまいました でも症状の原因がわからないまま ピロリ菌いるから除菌しなさいと 抗生剤を1週間 途中から下痢と一部血便でましたがなんとか飲み終えました 先生の書かれているような脂物と炭酸飲料控えるようにしてみます(両方大好きです・・・・へへ)