あれこれブログ
2016.09.27
芋焼酎に血糖値抑制効果
皆さん、こんにちは^^
朝晩が過ごし易くなったかと思えば、9月の下旬に真夏日。
いったいどうなっているんでしょうか?
秋はいつになったら来るのでしょうか?
待ち遠しい食欲の秋。しかし、食べ物だけではありません。当然ながらお酒も美味しい季節です。
ということで、お酒好きにはとっても嬉しい情報をお届けします。
鹿児島で「酒」と言えば「芋焼酎」を意味するくらい、鹿児島県人は芋焼酎がお好きらしいですが、今回、鹿児島大学の研究グループは、本格芋焼酎に血糖値の上昇を抑える効果があることを臨床実験で確認しました。
臨床実験は、健康な30~50歳代の男女3人ずつ計6人が入院して、ビール、清酒、芋焼酎、水の4種類を、アルコール量が40gになる配分で、1週間おきに1種類ずつ飲みながら夕食を摂ってもらいました。
そして、食後1時間と2時間、12時間後の3回採血し、血糖値を下げるホルモンであるインスリンと、アルコール濃度を測定しました。
その結果、6人の平均値で芋焼酎の濃度がいずれも低く、1時間後の血糖値では水が約50%上昇したのに対し、芋焼酎は約15%にとどまりました。
血糖値抑制のメカニズムはまだはっきりと分かっていませんが、研究グループは「芋焼酎の麹成分が筋肉への等の取り込みを促進するのかもしれない」と推測しています。さらに、「芋焼酎は、食事に注意すれば、糖尿病を心配する人たちでも比較的安心して楽しめる」と話しています。
芋焼酎はブーム時から比べると出荷量が減少しており、鹿児島県酒造組合は「アピール材料が増えるのはありがたい」と喜んでいるそうです。
ついでに私も喜んでいるようです^^