あれこれブログ
2015.10.13
オレンジジュースで酸化ストレス低下
皆さん、こんにちは^^
この連休は各地で運動会が行われていたようですね。
私は法人の方に誘われて岸和田のだんじり祭りPart2に行ってきました。
やはり、すごい迫力でした。ありがとうございました。
さて、今回の話題はオレンジジュースの効能です。
酸素の一部は私達の体の中で「活性酸素」という物質に変化し、生体に悪影響を及ぼすことはよく耳にします。この活性酸素による悪影響を「酸化ストレス」と言うのですが、スペインの研究者らは肥満の成人にオレンジジュースを飲ませ、酸化ストレスや肥満の改善等について研究しました。
研究者らは、100人の非喫煙で肥満の成人を対象として、被験者を2つのグループに分けて、通常量のポリフェノール量と高ポリフェノール量(それぞれ299mg/日と745 mg/日)を含むオレンジジュースを飲んでもらいました。そして酸化ストレスに関するマーカー量の変化、BMIや血圧等のメタボリックシンドロームに関連する指標の測定を行いました。
その結果、通常または高ポリフェノール含量のオレンジジュースを飲むと、活性酸素の抑制に加え、BMI、腹囲等の改善が見られました。更に通常量ポリフェノール含量のオレンジジュースを飲んだ集団では、血圧の改善もみられました。
研究者らは、「通常量または高ポリフェノールを含有するオレンジジュースの摂取は、非喫煙で肥満の成人においてDNA損傷や脂質の過酸化から体を守り、いくつかの抗酸化酵素を修飾し、体重を減らす」と述べています。
酸化ストレスは個体のゲノムを傷つけたり、脂質分の性質を変えたりしてしまうので、出来るだけ減らした方が良いと考えられています。ポリフェノールには以前から酸化ストレスを減らす作用が知られていますが、今回の結果でも効果が見られました。また、酸化ストレスを減らす事が肥満や血圧の改善に繋がる可能性を示しており、肥満や糖尿病の予防として役立つかも知れませんね。
但し、加糖のオレンジジュースの飲みすぎは糖尿病の悪化にも繋がるので要注意ですよ!