あれこれブログ
2020.07.14
だから、言ったのに。。。
皆さん、こんにちは^^
各地で洪水や土砂災害が起きていますが、大阪は今のところ大きな被害はなさそうです。
しかし、大阪でも新型コロナがじわじわと増えています。
東京だけの問題ではありませんね。
さて、本日はマスクの有用性についてお届けします。
以前に、「マスクは感染者が着用するのは意味があるけど、未感染者が予防目的で着用しても意味はない」と書いたことがありますが、それを証明してくれました。
布マスクは空気中のウイルスをどこまで防げるのか。
聖路加国際大学の大西一成准教授が布マスクと顔面のすきまなどから出入りする空気中の粒子の「漏れ率」を調べたところ、100%だったことがわかりました。フィルターの性能試験を通った不織布マスクも、着け方が悪いと100%でしたが、正しく着けると約50%まで下がりました。「マスクは選び方と着け方が大事」ということです。
マスクの密着性を調べるための専用装置を使い、空気中に漂う約0.3マイクロメートル以上の粒子数とマスクと顔の間のすきまにある粒子数を、それぞれ測定して比べました。布マスクや不織布マスク、N95などの規格を満たした防塵マスクのほか、政府が全戸に配った「アベノマスク」(ガーゼマスク)については、素材が異なる3種類を調べました。着け方の工夫で漏れ率に差が出る不織布マスクと防塵スクについては、普通に着けた場合と、正しく鼻にフィットさせるなどすきまを最大限減らす着け方をした場合を比べました。
その結果、布マスクとガーゼマスクは、漏れ率が100%でした。漏れ率が最も低かったのは防塵マスクを正しく着けた場合で、1%。普通の着け方では6%でした。不織布マスクは、正しく着けた場合はフィルター部分の濾過性能の試験を通ったタイプだと52%、通っていないタイプだと81%でした。ただ、普通の着け方だと2種類とも100%でした。
漏れ率が100%だと、空気中を漂うウイルスが、体内に入るのを防ぐ効果はほぼありません。大西さんは「布やガーゼマスクは着けても外からのウイルス侵入を防げないことが、改めて実験でも確認できた」と話しています。ただ、咳などで出る一部の大きな飛沫が正面に飛ぶことや、ウイルスがついた手で鼻や口を直接触るのを防ぐ意味はあるということです。
安倍さん、だから、言ったのに。。。