あれこれブログ
2018.01.29
食中毒に要注意
皆さん、こんにちは^^
インフルエンザが猛威をふるい、過去最高の患者数となっておりますが、、、
インフルと同様に気を付けて欲しいのが、実は「食中毒」なのです。
食中毒には冬でも気を付けてください。患者数は冬の方が多いくらいなのです。
食べ物は腐りにくくなるのに? と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。実は、夏と冬では原因が違うんです。
夏の食中毒は、主に細菌が原因です。加熱不足の鶏肉などから感染するカンピロバクター、卵や牛肉のレバ刺しが原因になりやすいサルモネラ菌、作り置きのカレーなどで増えるウェルシュ菌、そして今夏、各地で被害が出た腸管出血性大腸菌などが代表的です。
一方、冬の食中毒の大半はノロウイルスが原因なのです。 ノロウイルスと言えば、生ガキでおなかを壊す元になる原因ウイルスで有名です。カキなどの二枚貝は、海水中からノロウイルスを取り込んで蓄積している場合があります。十分に加熱しないで食べると食中毒を起こすことがあるのはそのためです。ただ、二枚貝が原因のものは、ノロウイルスによる食中毒全体の1割程度に過ぎません。
食材というより、料理をする人が感染して原因になることが多く、全体の8割程度にも上ります。ノロウイルスの感染力は非常に強く、さらに感染しても症状が出ないことがあります。トイレで排便した後に手をよく洗わないと、自らが排出したウイルスが料理に付着して集団食中毒を引き起こす心配があります。嘔吐や下痢など少しでも症状がある時は、調理を控えるなど、注意が必要です。
感染を防ぐには、なんといっても、手洗いの徹底です。ドアノブなどから自分の手に付くこともあるため、特に調理や食事前には、せっけんを使って流水でしっかり洗いましょう。手洗い後もタオルは共有せず、使い捨てのペーパータオルを使って拭きましょう。
感染者の嘔吐物には大量にウイルスが含まれているので、使い捨ての手袋やマスク、エプロンを使って処理し、塩素系の漂白剤などで消毒してくださいね。