あれこれブログ
2017.12.01
今季初のインフル検出
皆さん、こんにちは^^
今年もあと1か月になりました。師も走る師走です。
今年もあっという間ですね。
さて、今日の話題はインフルエンザについてです。
インフルエンザが全国的に流行期入りしました。11月26日までの1週間で全国の定点医療機関を受診した患者数は7280人で、定点当たり1.47人(速報値)となり、流行開始の目安とされる「1人」を超えたのです。昨シーズンより1週遅れでした。
各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報)を見ると、11月30日時点の集計で、少なくとも17都県が全域で流行期入りしました。
最も患者数が多いのは沖縄県で、定点当たり4.88人でした。愛媛県が3.40人、石川県が3.08人、宮城県が2.78人と続いています。第47週に初めて流行期入りした自治体は関東地区に多く、栃木県が2.55人、千葉県が1.45人、東京都が1.86人、神奈川県も1.86人と増加しました。
しかも、東京都のデータによると、患者の6割近くが9歳以下の子どもとなっています。
ということで、いよいよインフルエンザの季節ですが、当クリニックでも今季初のインフルエンザが昨日検出されました。
16歳の男性で、前夜に39度の発熱と、鼻水、咳、関節痛にて来院されました。
結果としてはインフルエンザA型でした。昨年より13日遅い検出です。
当クリニックでは、インフルエンザ診断に高感度迅速診断検査機器『富士ドライケム IMMUNO AG1』を導入しています。最新の技術で検出感度を飛躍的に向上させ、少ないウイルス量でも検出できるので、発症後4時間から判定が可能です。症状がある場合には、出来るだけ早く受診するようにして下さい。