あれこれブログ
2015.11.06
睡眠不足と風邪の関係
皆さん、こんにちは^^
先週は寒い日が続いたのに、今週は晴天で昼間は暑いくらい。
でも、来週からまた寒さが復活するようです。
こんな気候の中、風邪で受診する患者さまが増えています。
そこで、今回は睡眠時間と風邪の関係についての話題です。
寝不足が続いた後に体調を崩すという経験をしたことがある人は多いと思います。
では、どの程度の睡眠が必要なのでしょうか?今回のちょっとおもしろい研究では、風邪を引いた人はどの程度の睡眠時間であったかを検証しています。
18歳から55歳までの健康なアメリカ人男女164人の睡眠時間などの睡眠状態を7日間連続で測定しました。その後、風邪のウイルスを鼻に滴下し、5日間で風邪の徴候が現れるかどうか検証しました。
その結果、1日6時間以下の睡眠時間では、風邪を引く可能性が4倍程度大きいという結果となりました。
忙しいとなかなか睡眠時間を確保することも難しいと思いますが、体調管理のためには、6時間以上の睡眠の確保も重要なのかもしれません。 秋の夜長を楽しむのもいいですが、しっかりと睡眠はとりましょうね!
また、これから寒くなり、インフルエンザなど体調を崩しやすい季節にもなります。くれぐれも体調には気をつけてお過ごしください。