あれこれブログ
2015.05.21
コーヒー摂取で死亡リスクを低下
皆さん、こんにちは^^
からっと晴れたすがすがしい天気ですね。
沖縄も梅雨入りし、本格的な梅雨シーズンが近づいてきました。
梅雨の時期になると、喘息や咳喘息が悪化する方もおられるので、注意しましょう!
さて、今回は「コーヒー」に関する話題です。
日本人約9万人を対象とした約20年間の研究で、コーヒーを1日3~4杯摂取する人は、ほとんど飲まない人に比べて全死亡リスクが24%低下することを東京大学国際保健政策学が報告しました。
コーヒーを飲む習慣は世界的に広がっており、わが国でも毎日コーヒーを飲む成人は47%に上るとも言われています。こうした中、コーヒーによる健康効果については数多くの研究がなされていますが、アジアでコーヒー摂取と5大死因との関連性を検討した研究はなされたことがなく、今回が初めての研究成果発表のようです。
5大死因とは、①がん、②心疾患、⑤不慮の事故を言いますが、残念ながら今回の研究では①がんとの関連性は認められませんでした。
しかし、コーヒーを1日3~4杯摂取する人では、ほとんど飲まない人に比べて②心疾患による死亡リスクが36%、③脳血管疾患による死亡リスクが43%、④呼吸器疾患による死亡リスクが40%低いことが分かりました。
研究者たちは、「コーヒーには、グルコースの吸収を抑えたり血圧を低下させるクロロゲン酸や、血管内皮機能を改善するカフェイン、抗血栓作用があるピリジニウムが含まれていて、これらが死亡リスク低下に寄与した可能性がある」としています。
私もコーヒーは大好きですが、コーヒー好きには何よりも朗報ですね!