あれこれブログ
2015.02.03
豆まきにご用心!
皆さん、こんにちは^^
あっという間に1月が終わり、早くも2月の始まりですね。
そして、今日は節分。
豆まきは楽しい行事ですが、子供が豆を気管や気管支に詰まらせる事故も起きています。
国立成育医療研究センターでは、2005~14年の10年間に、子供が豆類を気管などに詰まらせて受診した事例が42件もあったそうです。豆の種類はピーナツが19件と最多で、煎った大豆(10件)、枝豆(9件)で、大豆での事故の8割は、節分のある2月に発生しています。
万一の際、応急対応をどうするかは、年齢や症状によって異なります。
咳込んでいても、息ができているなら、自然に任せ、できるだけ泣かせないようにしながら、急いで医療機関に連れて行きましょう。むせた際、子供を逆さにして豆を口の方に戻そうとする人がいますが、症状が悪化する場合があるので絶対にしないでください。
一方、豆が詰まって声が出せず、窒息しているような状況では、すぐ救急車を呼んでください。気管を完全にふさいだ状態が数分間続くと、死に至るか、助かっても脳の機能に障害が残る場合がります。
その上で、乳児なら片手で体を支え、もう一方の手のひらで背中をたたく、幼児なら背後から両腕を回し、腹部を上方へ圧迫するなど、年齢に応じた処置を行いましょう。
くれぐれも子供さんから目を離さないように、
3歳以下には豆を食べさせないように、
豆まきをしたらすぐに豆を拾い集めるように気を付けて、楽しい節分をお過ごしください。
コメント
こんにちわ 子供に限らず窒息は怖いです
子供なら逆さにして背中をたたくという方法がいいのかなと思っていましたが、だめなのですね
掃除機を口に突っ込んで というのは 無理やろとは思っていましたが・・・・・
豆で窒息 ゼリーでさえ窒息をするのですから 恐ろしいですね
- 2015.02.04 08:14
- ライカー
ライカーさん、いつもコメントありがとうございます。
豆やこんにゃくゼリーだけでなく、お餅やパン、アメなどでも窒息して救急搬入される方がおられます。
乳幼児だけでなく、ご高齢の方も十分にご注意ください。