あれこれブログ
2014.10.04
C型肝炎治療に朗報!
みなさん、こんにちは^^
朝晩涼しくなって、めっきり秋の気配ですね。
と同時に、今年もあと3か月になってしましました。早いですね。
今回は、呼吸器系の話題ではないですが、C型肝炎についての情報をお届けします。
C型肝炎の治療では、長らくインターフェロンが中心に位置付けられてきました。
しかし、インターフェロンの投与には週1回の通院が必要であり、ほぼ全ての患者さまに何らかの副作用を生じます。当クリニックでも、他の専門病院でインターフェロン治療を受け、食思不振や全身倦怠感で点滴に通われている患者さまがいらっしゃいます。
また、副作用が重篤な場合には、投与量を減らしたり、治療を中断したりするケースもあります。
先月発売された経口抗ウイルス薬の2剤の併用療法は、治療24週後のウイルス陰性化率は約85%であり、インターフェロンを含む現在の標準治療に近い成績が得られ、副作用も少ないのが特徴なのです。
辛い副作用から解放される「インターフェロン・フリー」の治療が、C型肝炎の治療を劇的に変えてくれることでしょう!