あれこれブログ
2019.12.10
こたつにみかん
皆さん、こんにちは^^
昼間の気温の高低が激しくなってきました。
寒いと思えば、今週の大阪の最高気温は18℃の見込み。
本当に体調管理に戸惑います。
さて、本日はみかんについてお届けします。
柑橘類の中でも、特にみかんにはβ-クリプトキサンチンという成分が多く含まれており、みかんが健康に役立つと言われる大きな理由の一つと考えられることがわかってきました。
β-クリプトキサンチンは、β-カロテンやリコペンなどと同じカロテノイド色素の一種です。みかんのだいだい色はこの成分が元となっています。皆さんもよくご存知のとおり、みかんをたくさん食べると手が黄色くなりますが、これはみかんに含まれるβ-クリプトキサンチンが体内に吸収・蓄積された結果なのです。
最近、果物の摂取をジュースで代用するという方もいらっしゃいますが、生のまま食べていただくことをお勧めします。果汁100%であっても一般的なジュースでは、食物繊維などの不溶物の多くが取り除かれますが、これらとともにβ-クリプトキサンチンやポリフェノール類などの成分も多くが除去されてしまうのです。β-クリプトキサンチンはみかんを食べるほど体内に蓄積される成分なので、旬の時期である冬にたくさんみかんを食べることで食べ溜めができます。
農林水産省が提唱する「食品バランスガイド」では、果物を毎日200g摂取することを勧めています。みかんなら2~3個程度です。子供の頃から果物を食べる習慣は、大人になっても続いていきます。ぜひお子さんやお孫さんなど、家族みんなで果物をおいしく食べて、健康生活を目指しましょう。
是非、この冬は、こたつに入って、生のみかんを積極的に召し上がってくださいね。