あれこれブログ
2018.09.11
コーヒーに発癌性?
皆さん、こんにちは^^
台風が過ぎたというのに、秋雨前線の影響で各地大雨の被害が出ていますね。
朝晩も涼しくなってきて、このまま夏が終わるのでしょうか?
少し寂しい気もします。
さて、今回はコーヒーについての話題です。
少し前の話になりますが、米カリフォルニア州の裁判所は5月7日、同州内で販売されるコーヒーに発がん性を警告するラベルを貼るようコーヒーチェーン大手のスターバックスなどの販売業者に命じた判決を支持する判断を示しました。ロサンゼルス上級裁判所のバール裁判官は、非営利団体「有害物質に関する教育・研究協議会」がコーヒーを製造・販売する約90社を相手に起こした裁判における先の判決を最終的に確定したそうです。
バール裁判官はこの判断において、スターバックスやキューリグ・グリーン・マウンテン、ピーツ・オペレーティングなどの企業は、コーヒーを飲むことから得られる健康上の利益が、豆の焙煎時に生じる発がん性物質によるリスクを上回ることを証明できなかったと指摘しました。
有害物質に関する教育・研究協議会は2010年に、発がん性のある製品への警告表示を義務付ける法律に基づき、今回の訴訟を提起。同協議会の主張によると、ほとんどのコーヒーに含まれる化学物質アクリルアミドはカリフォルニア州において発がん性物質、または健康に有害な物質に規定されているということです。
被告側はコーヒーにアクリルアミドが含まれているという点では争う姿勢は示さなかったものの、アクリルアミドは健康上のリスクを引き起こすことのない、焙煎過程で自然に生じる副生物だと主張。コーヒーを飲むことの利益は発がん性物質によるリスクを上回ると訴えました。しかしバール裁判官は、健康に問題がないと考えられるアクリルアミドの最低量がどのくらいかを決める具体的な証拠を、被告側が提示しなかったと結論付けました。
セブンイレブンなど被告の一部は判決前に和解に応じ、コーヒーに発がん性の警告表示を決定していた一方、スターバックスなどは最終的な判断を裁判所に委ねていました。
これはあくまでカリフォルニア州の話ですが、日本にも飛び火してくるのでしょうか?