あれこれブログ
2017.12.14
院長のボヤキ「こいつはアカン」②
皆さん、こんにちは^^
今季最強寒波で北海道から日本海は大変なことになってますね。
関西も10℃前後で非常に寒いです。
さて、今回はボヤキの2回目です。ボヤキ、スタート!
今回の騒動で、最初からアカンと思っていたのは、やはり白鵬である。
九州場所中、取り組み終了後に右手を挙げ、物言いをつけた行為。千秋楽、土俵上での優勝インタビューで日馬富士と貴ノ岩を土俵に戻したいと言った行為。その後、観衆に万歳三唱を促した行為。報道では白鵬のこうした言動が批判されているが、相撲界のことを知らない私にとって、そんなことはどうでもよいのだ。
私がアカンと思うのは、そんなところではない。問題になっている飲み会での白鵬の行動についてなのだ。同じく、医療界のよくある現場に置き換えてみよう。
ある日、仕事終わりに教授が10人程度の医局員と研修医とカラオケで飲んでいた。すると1人の医局員が、「先輩への態度がなっていない」と研修医を殴り始めた。そのうち、医局員はカラオケのリモコンで頭を殴り、研修医の頭部から出血した。医局員はさらに、シャンパンボトルを振り上げたが、手から滑り落ちた。そこで、見かねた教授が止めに入った。
真相がどうなのかはよく分からないが、報道によればこんなところだろう。そして、悪いのは、出血するまで研修医を殴った医局員であることは間違いない。当然、医局員は警察に呼ばれるべきである。しかし、それだけで、一件落着するのだろうか。教授は責任を問われないのだろうか?
歴代最多優勝を誇る白鵬は、飲み会の参加者の中で最も地位が上というだけではなく、相撲を取ればだれにも負けないというぐらいの実力の持ち主だ。にもかかわらず、飲み会では傍観者だったという。テレビを見ながら、「こいつはアカン」と思ったのは私だけだろうか。
電車の中で、痴漢を見て見ぬふりをする屈強な男はアカン。一般人より圧倒的な医学知識を持っている医者が、病気で苦しんでいる人を勤務時間じゃないとかで診ないことはアカン。イカンとまでは言えないかもしれないが、アカンとは言えるだろう。
それとも、大横綱白鵬なら、業績豊富な立派な教授なら、見て見ぬふりの傍観者でいることが許される時代になってしまったのだろうか。
だとすれば、こんなことを批判している私の方がよっぽど「アカン」のかもしれない。
ぼやき (笑)
とにかく お酒の席での行動はいけない ついついお酒が入り なんて言い訳する人もいます お酒は楽しく 愉快に
日頃の憂さ晴らしでは人間の品格が・・・・
いつまでも上下関係の世の中だし 上の人も きちんと指導しなければ、 なんて言いつつ私も このはげって言いそうですが