あれこれブログ
2014.11.05
ウォーキングが高血圧を救う?
皆さん、こんにちは^^
11月ですね。今年もあと2か月。
朝晩の冷え込みも厳しくなってきたので、しっかり体調管理をしてくださいね。
と言いつつ、私が風邪気味だったりして、、、
さて、今回は私の趣味の一つであるウォーキングに関するおもしろい情報をキャッチしたのでご紹介します。
和歌山県立医科大学保健看護学部の看護師さんが、高血圧に関する面白い研究結果を発表されました。
和歌山県が収縮期血圧140mmHg以上の高血圧者率で全国ワースト1位となったことの理由を探るため、今回の検討を行ったようです。
検討したのは、県別の高血圧者率と、県別の1日当たり食塩摂取量、野菜摂取量、飲酒、喫煙、歩数との相関関係。
調査の結果、県別の高血圧者率と食塩摂取量、野菜摂取量、飲酒、喫煙との間に相関はなく、1日当たりの歩数のみ有意な負の相関が認められました。すなわち、住民の歩数が少ない県ほど高血圧者率が高かったという結果でした。
次に、歩数に関連する要因として、住民の主な移動手段が電車であるか、車であるかに着目し、鉄道駅数が多い県ほど県民の歩数が多いことが分かりました。和歌山県は、軽自動車普及率が全国1位で、県別の軽自動車普及率と歩数の間には有意な負の相関が認められました。
こうした検討を踏まえて、「10分以上の継続歩行は心肺機能を高める有酸素運動であり、血圧の上昇が抑制される可能性がある。和歌山県の住民は、車が主たる移動手段であまり歩かないために、その逆のパターンになっているのではないか」とまとめています。
私の大好きなウォーキングが、高血圧にいいなんて嬉しいではありませんか!
皆さんも、気候の良いこの時期に、紅葉でも楽しみながらウォーキングしてみてはいかがでしょうか?