あれこれブログ
2015.09.24
ファストフードと喘息②
皆さん、こんにちは^^
シルバーウィークも終わりましたが、皆さんはお出かけになりましたか?
私は事情により遠出はしませんでしたが、11月のマラソンに向けてウォーキングを強化してやってました。
さて、以前に妊婦さんとファストフードの関係をアップしましたが、今回は子供とファストフードの関係についてお届けします。
子供によく見られるアレルギーの症状と食習慣の関係はしばしば議論されています。
今回、研究班は、コロンビアの6歳から7歳の子供3,209人を対象として、12種類のグループの食品を摂取する頻度と、喘息などのアレルギー反応によって起こる代表的な症状である喘鳴や、鼻炎、湿疹の症状を調べ、統計的に解析を行いました。
その結果、新鮮な果物、豆類を多く食べる子供で湿疹が少なく、ジャガイモを多く食べる子供で喘鳴が少なく、ファストフードを多く食べる子供では喘鳴が多くなっていました。
この研究の方法では、アレルギーの症状が原因で食べ物が偏った可能性や、ファストフードを多く食べる背景にアレルギーを誘発する別の要因があった可能性なども考えられ、必ずしも果物や豆類がアレルギーを予防するとは断定できません。
また、コロンビアで得られた結果は、食習慣が似た地域には当てはまりやすいかもしれませんが、日本でも同様かどうかはわかりません。コロンビアでの食習慣とアレルギーの関係、またコロンビアの生活環境についてのより多くの情報とあわせて考える必要がありそうです。
とはいえ、ファストフードの摂りすぎは、前回の妊婦さん同様、喘息のお子さんにとっても良くはなさそうですね。
一般的で構わないので、バランスのとれた食事を心がけましょう!