あれこれブログ

2017.09.26.

片頭痛と鍼治療

皆さん、こんにちは^^
昨日と本日は30度近くまで気温が上がって、暑いくらいです。
そんな中、平野公園愛護会の皆さまが、この日曜日にフェスタで使用する公園の一部の草刈りをしてくださいました。
暑い中、本当にありがとうございました。
さて、今回の話題は、前回に引き続き「片頭痛」に関してです。

片頭痛は繰り返す頭痛の発作が特徴です。痛みがひどい人では仕事や日常生活もできなくなります。治療にはトリプタン製剤やエルゴタミン製剤、NSAIDsなどさまざまな薬が使われています。しかし、薬の効果にも限界があります。適切な治療をしても長年発作が消えない人もいます。頭痛の治療のひとつとして、鍼治療はよく研究されています。研究班は最新で2016年4月までの範囲を参照して文献データベースを検索し、片頭痛に対する鍼治療の研究報告を集めました。

鍼治療を受けた人と受けなかった人を比較した研究では、鍼治療を受けた人のうち41%で片頭痛の頻度が半分以下になっていました。それに対して鍼治療を受けなかった人は17%で片頭痛の頻度が半分以下になり、鍼治療で短期的に片頭痛の頻度を減らす効果があると見られました。

次に、鍼と薬を比較した研究のデータから、次の結果が得られました。
鍼治療によって、短期的には薬を使うよりも片頭痛の頻度を減らせることが分かりました。副作用にあたる有害な出来事の頻度は、薬を使うよりも鍼治療のほうが少なくなっていました。

鍼治療は実際の医療でもさまざまな場面で使われ、痛みを和らげる役に立っています。効果と副作用のデータがしっかりまとめられていることで、安心して治療を受けるために役立ちます。
但し、鍼治療を受けるときには、
鍼を打つ人によって全然効果が違うので、その先生の評判を確認してからにしましょうね。

2017.09.12.

片頭痛とコレステロール

皆さん、こんにちは^^
本日は奈良の方面で記録的短時間大雨情報が出されて、JRも一時ストップしていた様子です。
大阪市内はそんなに感じませんでしたが。
本当に局地的なゲリラ豪雨が増えていますね。日本も熱帯地域になっているのでしょうか?
さて、今回の話題は片頭痛についてです。

片頭痛がある人でコレステロールなどの検査値が高いとした報告があります。今回の研究では、片頭痛の重症度によっても違いがあるかを分析し、LDL(悪玉)コレステロール値が片頭痛の重症度と関係していることを報告しました。

今回のイタリアでの研究は、片頭痛患者52人を対象に、片頭痛の強さと血液検査値との関連を検証しました。血液検査値は、LDLコレステロール値、HDLコレステロール値などを測定し、片頭痛の治療を行う前後でも比較しました。
その結果、片頭痛の頻度が高い人、また強度が高い人では、全コレステロール値とLDLコレステロール値が高かったという結果でした。また、治療により片頭痛が改善した人は、全コレステロール値とLDLコレステロール値も改善していたと報告しています。

LDLコレステロール値が高い人は、生活習慣に特徴があり、その特徴が片頭痛を引き起こす原因となっている可能性もあります。今回の研究だけでは、因果関係に言及することはできませんが、もし関連性が認められるのであれば、薬治療もコレステロール値に着目するなど工夫できるようになるかもしれません。
片頭痛でお悩みの方は、一度コレステロール値を測ってみてはいかがでしょうか?

2017.09.01.

びもうとびへい

皆さん、こんにちは^^
本日から9月ですね。
今年もあと4か月ですよ。早いですね。
最近は朝夕は涼しくなってきましたが、昼間の残暑は厳しいです。
体調管理をしっかりしましょう!
さて、本日はトレビア的なお話です。「びもう」についてです。びもう?

探せば見つかる鼻毛論文。知っておきたい鼻毛論文。見逃せない鼻毛論文。「はなげ」ではありません。「びもう」です。さて今回ご紹介するのは、鼻毛と鼻閉の関係を報告した医学論文です。

鼻閉というのは、耳鼻咽喉科領域では一般的な症状の1つであり、とくに花粉症の時期には多くの患者さんがやってきます。しかし、鼻毛の濃さと鼻閉について真剣に論じた医学論文はこれまでにありませんでした。
この研究は、鼻毛が鼻閉にどのような影響を与えるのかを調べたものです。たぶん鼻毛が濃い方が鼻閉になりやすいんだろうな、そしてタイトルにあるように鼻毛を抜くと鼻の通りが良くなるんだろうな、と予想しているそこのアナタ! ちゃんと最後まで読みましょう!

この前向き研究では、鼻症状のない30人の健康な被験者が登録されました。そして、ベースラインの鼻毛の密度を調べました。剃毛前後で主観的および客観的な鼻の通りが良くなるかどうかを調べました。
その結果、鼻毛を剃毛することで、主観的な鼻腔通気特異的症状スコアおよび客観的鼻腔通気測定は、統計学的に有意に改善しました。そして、ベースラインの鼻毛が中等量~多量にあると、その改善は主観的にも客観的にも大きかったという結果でした。濃い人ほど剃毛の意義があるということですね。

つまり、「濃い鼻毛の人は鼻毛を抜くと鼻の通りが良くなる」ということです。今回は鼻閉がない健常な人を対象に介入を行ったわけですが、鼻閉がある患者さんでも鼻毛の密度を減らすことで、鼻閉症状がちょっとはマシになるかもしれないと示唆されています。

鼻毛が濃くて鼻閉に悩んでいるそこのアナタ! 今すぐ鼻毛カッターの購入を!

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