あれこれブログ

2015.05.07

ストレスと喘息

皆さん、こんにちは^^
GWも終わり、日常の仕事をスタートされる方も多いと思います。
今年からの新入社員や新入生の方で、GWで帰省したり、旅行したりでストレス発散された方も、これから色々なストレスが溜まってくる季節です。
そこで、今回のテーマは、「ストレスと喘息」についてです。

喘息は変動性の病気であり、吸入ステロイド薬などの長期管理薬を使用していても、日常生活における避けがたい要因により発作症状が出てしまうことがあります。
喘息症状を悪化させる要因は多数ありますが、風邪、天候や花粉などのほか、多くの人が新生活を始めるこの季節は、進学や就職、異動など環境の変化によるストレスや疲労、引っ越しによる埃(ハウスダスト)など、様々な要因に注意が必要です。

「ストレス」は、「喘息予防・管理ガイドライン2012」でも喘息症状の発現や悪化などに関与する因子として記載されています。患者さんの心理社会的背景や家族のあり方などが喘息の発症、増悪、治療管理に影響を与えると示されていて、喘息の発症や再燃に先行して、生活上の変化や日常生活のストレスが見られることがあるともいわれています。
そのメカニズムは、ストレスが好酸球などの炎症細胞などを増加させ、その結果、気道過敏性や炎症が亢進していくことが考えられています。また、過労から免疫能が低下し、気道感染が喘息症状を引き起こす可能性や、ストレスが自律神経などに影響を及ぼす化膿性などが示唆されています。

多くの人が新生活を始めるこの季節、喘息患者さんにとって日常避けられないストレスなどの要因は多く存在します。喘息症状を悪化させないためにも、治療においては、日々の定期吸入に加えて、起こった症状に対して速やかに対処することが非常に重要です。
当クリニックで主に処方している「シムビコート」は、速やかな気管支拡張効果を有する薬剤と、速やかでかつ強力な抗炎症効果を有する薬剤が含まれています。それにより、定期吸入を治療の基本として、発作時の一時的な追加吸入により抗炎症治療を強化することが可能となるのです。

ストレスに負けずに、通常の日常生活が送れるように、しっかりと自己管理していきましょう!

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