あれこれブログ

2018.03.12.

今年の花粉症

皆さん、こんにちは^^
今週前半は春の陽気になりそうですが、一部の方にはつらい時期でもあります。
鼻水、くしゃみ、目のかゆみ。
そうです。あの季節です。

今や日本人の国民病ともいえる「花粉症」の季節がまたやって来ました。
日本気象協会の発表によると、関東地方の一部では早くも1月23
日に花粉の飛散が確認されており、広い範囲で昨シーズンの飛散量を上回る見込みだそうです。すでに首都圏の耳鼻咽喉科には数多くの患者が訪れており、昨シーズンに比べ深刻な症状を訴えるケースも少なくありません。

その一因として考えられるのは、昨年末から今年にかけて猛威を振るったインフルエンザの影響です。
今年は患者さんの数も増えています
し、例年に比べて症状がひどい方が多いようです。インフルエンザや風邪が完治しておらず、それに伴う様々な症状を抱えているのに、間髪入れずにスギ花粉の飛散が増えてきてしまったことが理由として考えられます。免疫力が低下している時はアレルギー症状も強く出るので、タイミングが悪いとしか言いようがありません。

花粉の出所であるスギやヒノキの生育には、前年の6月から8月頃にかけての気象条件が大きく影響するとされています。その時期に気温が高く、日照時間が多く、降雨量が少ないと花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散量が増加するのです。日本気象協会は北海道、九州を除く広範囲で、昨シーズン比で「非常に多い」「多い」「やや多い」飛散量を予想しています。福岡はすでにスギ花粉の飛散量のピークを迎えていますが、高松、広島、大阪、名古屋は3月上旬〜中旬にピークを迎える見込みです。

ストレスが多い方や不眠が続いている方などは症状が強く出ることも多いので、よく食べ、よく眠り、よく運動をするなど、人間が基本的に必要としている行動を取ることが症状の抑制に効果的です。
そのうえで花粉の飛散予報に従い、防護していただければと思います。花粉対策に王道なしです。皆さま、ご自愛を。

2018.03.05.

更年期障害とトマトジュース

皆さん、こんにちは^^
あっという間に2月も終わり、3月ですね。
昨日は大阪も21度で、初夏を思わせる温かさでした。

また、正式には発表しますが、第6回平野東ふれあいフェスタを4月8日(日)に開催します。
詳細はまた掲載しますが、
平野東ふれあいフェスタ公式facebookもご覧ください。

さて、今回の話題は更年期障害とトマトジュースの話題です。

更年期障害は、ホルモンや自律神経のバランスが崩れることにより、ほてりや倦怠感、不眠といった症状が起こる状態です。今回の研究では、中年女性の更年期障害による症状を改善する飲み物として、トマトジュースの効果を検証しました。
今回の研究は、更年期障害の症状をひとつでも発症している93人の中年女性を対象としました。対象は、無塩のトマトジュースを8週間1日2回(1回200ml)飲み、その後の更年期障害の症状や血液検査値の変化を分析しました。

その結果、①更年期障害の症状、②不安症状、③中性脂肪値(開始時に中性脂肪の値が150mg/dl以上の女性のみ)の3指標が研究の4週間、8週間時点で、開始時と比較して統計的に有意に改善していました。
トマトジュースは、リコピンという成分が多く含まれており、動脈硬化を防ぐ可能性があることは比較的知られています。その他にも、上記のような効果もあるのかもしれません。

ただし、今回の研究は、全員がトマトジュースを飲み、その後の変化を追跡したものです。ですから今回は、トマトジュース以外の生活習慣や自然の経過が影響していることを否定できませんので、その点についても留意する必要があります。
でも、更年期かなと感じたらトマトジュースを試してみるのもいいかもしれませんね。

2018.02.19.

インフルに新薬

皆さん、こんにちは^^
全国的にインフルエンザの発生もやや少なくなってきましたが、当クリニックでも1日2~5人は出ています。
さて、今日の話題は、インフルエンザに対する新薬のお話です。

なんと1回飲むだけの新たなインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」が5月にも発売される見通しとなりました。
ウイルスの増殖を抑えるこれまでになかったタイプ。塩野義製薬が開発しました。従来の薬に耐性を持ち、効きにくくなった人にも効果が期待されています。順調にいけば3月に承認され、5月にも薬価が決まり発売される予定です。なので、残念ながら今期のインフルエンザには使えません。

A型、B型のインフルエンザウイルス感染症が対象で、年齢や体重によって異なる量の錠剤を1回飲むだけ。成人の場合、1日2回、5日間飲み続けるタミフルなどと比べて使いやすいのが特徴です。塩野義製薬によると、既存薬よりも他人にウイルスを感染させるリスクを減らせると期待されているそうです。

国内でよく使われるタミフルなどの4種のインフル薬は、細胞内で増殖したウイルスが細胞外に広がるのを抑えます。このタイプの薬が効かない耐性ウイルスが流行した時に、ゾフルーザは効果を発揮しそうです。実際に、10年前には、欧州でタミフルに耐性のあるウイルスが登場し世界中に広まりました。4年前には、札幌市内の患者から、タミフルなどが効きにくいウイルスが検出されています。

しかし、なんとタイミングの悪い発売なのでしょうか。。。
あと、半年発売が早ければ、大活躍したでしょうに。

2018.02.13.

20年ぶりの、、、

皆さん、こんにちは^^
一般の方は3連休だったと思いますが、皆さんは如何お過ごしだったでしょうか?
私は、なんと20年ぶりにスキーに行ってまいりました!
日帰りですけどね^^

場所は、びわこバレースキー場。
ウエアも板も靴も全部レンタルしました。
手軽でいいですが、皆さん考えることは一緒のようで、レンタル会場は大混雑でした。
でも、最近の板は短くて軽いですね。
私が当時使っていたのは、身長プラス10cmの木製でしたから重たかったのなんのって。

強風はありましたが、天気にはまずまず恵まれました。
最初は恐る恐るボーゲンから。
そして、プルークボーゲン。
そしてそして、パラレルへ。
なんとなんと出来るじゃないですか!
初心者コースから、中級者コースへ。
休憩後は、上級者コースへも。楽勝!って感じでした!

そして、山頂からは琵琶湖が目の前に広がって、とっても綺麗でした。
琵琶湖見たの始めてかもです。↓こんな感じでした。
びわこバレースキー場

しかし、歳には勝てず、帰ってから猛烈な筋肉痛に襲われました。脚が棒とはこのことかっ!
ちょっと張り切りすぎた感じでしょうか。。。
湿布は張りましたが、今日の診察で立ったり座ったり、辛かったっす。

2018.02.02.

BAD NEWS !!

皆さん、こんにちは^^
ついこのあいだ正月だったかと思えば、あっという間に1月が終わり、早くも2月がスタート。
とにかく月日が経つのが速い。これも歳のせいでしょうか。。。
最近、インフルエンザの話題が多くなっていますが、インフルエンザの更なるBAD NEWSをお届けします。

日本ではインフルエンザ患者がさらに増え続けていますが、米国でもインフルエンザの大流行が続いており、さらに悪いニュースが発表されました。
これまで、インフルエンザの主な感染経路は感染者のくしゃみや咳で飛び散ったウイルスを含むしぶきを吸い込むことで感染する「飛沫感染」か、ウイルスが付着したものを触ることで感染する「接触感染」のいずれかだと考えられていました。しかし、感染者が呼吸するだけでウイルスが周りに拡散し、同じ部屋にいる人に感染する「空気感染」も予想以上に起こりやすいことが新たな研究で示唆されたのです。

この研究を実施したのは米メリーランド大学環境衛生学教授ら。同氏らは今回、インフルエンザ患者142人に協力してもらい、発症から1~3日目に、①いつも通り呼吸しているとき、②話しているとき、③咳をしたとき、④くしゃみをしたときの呼気サンプル(計218サンプル)を集め、分析しました。

遺伝子検査の結果、咳が出ていない状態で採取された呼気サンプル(23サンプル)のなんと48%(11サンプル)でインフルエンザウイルスが検出されました。また、感染力を有するインフルエンザウイルスの量を測定したところ、これら11サンプルのうち8サンプルで感染力のあるウイルスが確認されました。このことから、咳が出なくてもインフルエンザウイルスの含まれるエアロゾル(空気中に浮遊する粒子)は発生しうることが示唆されたのです。
さらに、くしゃみが数回出た場合も呼気サンプル中
のウイルス量に変化はなかったことから、くしゃみによる影響もこれまで考えられていたほど大きくはないことが示されました。

同氏は、「咳やくしゃみをしなくても、インフルエンザ患者が呼吸するだけで周囲の空気にウイルスが放出されることが分かった。したがって、インフルエンザに感染した人が職場に現れた場合には、周囲への感染を防ぐため職場にとどまらせず、すぐに帰宅してもらうべきだ」と強調しています。

一般的に、頻繁に手洗いをし、咳をしている人に近づかないようにするといった対策は、インフルエンザの感染リスクを低下させる上で一定の効果があるはずですが、患者が呼吸するだけでインフルエンザウイルスが飛び散ってしまうのであれば、これらの対策だけでは完全に感染から身を守ることはできない事になってしまいます。

いったい私達はどうしたらよいのでしょうか?(きっと、運を天に任せるしかないのでしょう。。。)

2018.01.30.

ジャパニーズインフル

皆さん、こんんいちは^^
また寒さがぶり返してきそうですね。
当クリニックでもインフルエンザがA型、B型問わず、毎日4-5人検出されています。
今回は、インフルエンザで面白い記事を見つけたのでご紹介します。

これまでインフルエンザが、ある特定の国名を冠した呼称で呼ばれる事象が歴史上何度か見られてきました。
スペインかぜ、アジアかぜ、ソ連かぜ等々。
そして、ついに日本が登場したのです!

日本ではA/H1N1pdm2009とB型(山形系統)が同時並行で流行していますが、イギリスでもまた、B型(山形系統)が流行しており、それが「Japanese flu」とマスコミに命名されて見出しを賑わせているのです。いわく「猛烈に感染するジャパニーズインフルエンザが我が国で流行、ご注意を」といった具合です。そして、ジャパニーズインフルとは何ぞやと丁寧に解説する記事が大衆紙にも高級紙にも出て来ているのです。

B型(山形系統)を「ジャパニーズインフルエンザ」と勝手にマスコミ命名して報道されるのは我々日本国民としては面白くないわけですが、実は「大先輩格」がいるのです。「オージーインフルエンザ」がそれなのです。
今シーズンに先立つ、南半球のシーズンではオーストラリアでA/H3N2の大流行が起こり、入院病床の不足、待機手術の延期など様々な影響が出ていました。そしてオーストラリアと交流の多い英連邦諸国では、オーストラリア発のAH3亜型の流行に戦線恐々として、シーズン入り前から「オージーインフルエンザ」なる珍病名を大見出しに並べていました。英マスコミの期待どおり(?)にAH3亜型の大規模流行が起こり、連日の報道合戦を展開、挙句の果てに「オージーインフルエンザの生還者(Aussie flu survivor)」まで引っ張り出して「worst sickness EVERだった」と語らせ、エボラ熱流行時を彷彿させるような報道ぶりなのです。 

我が国でも、オーストラリアの流行を見て秋口から某週刊誌が「殺人インフルエンザが2カ月後に上陸してくる」とあおっていましたが、実際にはAH1pdm09亜型とB型の流行でAH3亜型の大流行で混乱する事態にはなっていません。
日本のマスメディアでは英国のように特定の国名を感染症に冠することは少なく、代わりにエボラ熱、MERS、鳥インフルエンザ、ジカ熱と、“殺人ウイルス”と命名される騒動に、医療界は毎年のように対応迫られてきました。

ともあれ、現時点ではインフルエンザが猛威をふるっていることには代わりありませんが、まだパニック的状況には至っていません。過激なマスコミ報道に迷わされることなく、しっかりとJapanese Styleで予防していきましょう!

2018.01.29.

食中毒に要注意

皆さん、こんにちは^^
インフルエンザが猛威をふるい、過去最高の患者数となっておりますが、、、
インフルと同様に気を付けて欲しいのが、実は「食中毒」なのです。

食中毒には冬でも気を付けてください。患者数は冬の方が多いくらいなのです。 

食べ物は腐りにくくなるのに? と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。実は、夏と冬では原因が違うんです。
夏の食中毒は、主に細菌が原因です。加熱不足の鶏肉などから感染するカンピロバクター、卵や牛肉のレバ刺しが原因になりやすいサルモネラ菌、作り置きのカレーなどで増えるウェルシュ菌、そして今夏、各地で被害が出た腸管出血性大腸菌などが代表的です。

一方、冬の食中毒の大半はノロウイルスが原因なのです。 ノロウイルスと言えば、生ガキでおなかを壊す元になる原因ウイルスで有名です。カキなどの二枚貝は、海水中からノロウイルスを取り込んで蓄積している場合があります。十分に加熱しないで食べると食中毒を起こすことがあるのはそのためです。ただ、二枚貝が原因のものは、ノロウイルスによる食中毒全体の1割程度に過ぎません。

食材というより、料理をする人が感染して原因になることが多く、全体の8割程度にも上ります。ノロウイルスの感染力は非常に強く、さらに感染しても症状が出ないことがあります。トイレで排便した後に手をよく洗わないと、自らが排出したウイルスが料理に付着して集団食中毒を引き起こす心配があります。嘔吐や下痢など少しでも症状がある時は、調理を控えるなど、注意が必要です。 

感染を防ぐには、なんといっても、手洗いの徹底です。ドアノブなどから自分の手に付くこともあるため、特に調理や食事前には、せっけんを使って流水でしっかり洗いましょう。手洗い後もタオルは共有せず、使い捨てのペーパータオルを使って拭きましょう。
感染者の嘔吐物には大量にウイルスが含まれているので、使い捨ての手袋やマスク、エプロンを使って処理し、塩素系の漂白剤などで消毒してくださいね。 

2018.01.18.

インフル予防は手洗いを

皆さん、こんにちは^^
今週は暖かい日が続いていますが、以前も書いたようにインフルの患者さんがたくさん来られています。
そこで、今回はインフルの予防についてお届けします。
予防と言えば「マスク、うがい、手洗い」とお思いでしょうが、実は、、、、なのです。

まず、マスクの予防効果はかなり限定的なのです。マスクは呼吸をしやすくするために繊維の目を粗くしているため、非常に小さなインフルエンザウイルスは簡単にくぐり抜けてしまうからです。
ただし、周囲の人にうつさないようにするためにマスクを着用するのは有効です。インフルエンザウイルスは確かに非常に小さいですが、唾液や鼻水などに含まれたウイルスはブロックできます。

マスクの効果を発揮するためには乾いていることが大切なので、湿ったら必ず交換しましょう。マスクにはウイルスがついていますから、ビニール袋などに入れて捨てるなど、特に子供や高齢者のいるご家庭では気をつけてください。 

次は最新の研究で、うがいにインフルエンザ予防の効果が期待できないことが明らかになりました。
インフルエンザは風邪と同様にウイルス感染による疾患ですが、ウイルスは体内の細胞に侵入して分裂することで増えていきます。20~30分程度で侵入してしまうため、口内のウイルスを除去するためにはかなりの頻度でうがいをしなければならず、予防効果はあまり期待できません。 

そこでぜひ実践してほしいのが、「手洗い」と「顔を触らない」こと。 
インフルエンザはかなり近づかない限り、くしゃみや咳で感染することはありません。飛沫感染よりも注意したいのは、接触感染。インフルエンザの多くはくしゃみや咳で飛散したウイルスが付着したドアノブや机などを触り、ウイルスが付いた手で目や鼻をこすることにより感染するからです。だから外出中は顔を触らないことが大切です。 

というわけで、一番大切なのは「手洗い」でした。
正しい手洗いやアルコールなどでこまめに手を清潔に保つことを心がけて、インフルエンザを予防してくださいね。

2018.01.15.

爪の黒い縦線

皆さん、こんにちは^^
本日は昨日までと打って変わって、穏やかな日中でした。
歩いていると少し汗ばむくらいでした。
明日も穏やかな天気みたいなので、イルミネーションの片づけでもしましょうか。

さて、本日の話題は「爪の黒い縦線」です。
というのも、本日、同じ症状で3名もの方が受診されたのです。
なんで?と思っていたら、最後の患者さんが「テレビに脅かされたので、、、」とのこと。
昨日の日曜日のとある番組の最後の2分位がこの話題だったようです。
そこで、癌の可能性があるから早急に病院を受診しなさい!なんてことを誰かが言ったのでしょう。

皆さん、落ち着いてくださいね。
基本的には、日本人によくある「黒色線状」と呼ばれる爪の色素沈着です。
黒子(ホクロ)と同じです。爪の黒子だと思ってください。
小児の場合は生後間もなくから出現することが多く、一時的に広がったりすることもありますが、いずれ消失することが多いものです。
大人の場合も、殆どが黒子だと思っていただいて結構です。
但し、その線が広がったり、色が濃くなってきたら、悪性黒色腫(メラノーマ)の始まりのこともあります。
そうなったら、皮膚科を受診して下さい。
そうでなければ、経過観察してください。黒子ですから。

心配で来院されるのは全然かまわないのですが、メディアの恐ろしさを体験しました。
いい加減な医療番組は止めて頂きたいものですね。

2018.01.11.

インフルエンザ発生中

皆さん、こんにちは^^
今季最大級の寒波来襲で、関西も非常に寒いです。
平野区ではありませんが、雹が降った地域もあるようです。
そんな中、当クリニックでもインフルエンザの患者さんが急増しています。

今週に入って、火曜日の午前診、午後診、水曜日の午前診、本日の午前診でなんと7人もの患者さまにインフルエンザが発生しています。
その内訳は、A型4名、B型3名です。
以前にも書きましたが、例年なら今の時期はA型が主流で、高熱で、症状も思い方が多いのです。
そして、2月中旬頃からB型に移行して、熱も症状も軽い方が多くなっていくのです。

しかし、今年のインフルエンザは全く予想がつきません。
症状が軽くてもA型が出たり、39℃の高熱でもB型だったり。

平野区はまだそうではありませんが、大阪府全体では第52週(平成29年12月25日~12月31日)には、定点あたりの患者報告数が10を超え、注意報レベルに入りました。
是非、症状のある方は、早めの受診をお願いします。

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