<新着情報>
2017.05.01
帯状疱疹予防のためのワクチン接種が可能となりました
帯状疱疹は80歳までに日本人の約3人に1人がかかると言われています。この度、50歳以上の方を対象として、帯状疱疹予防のための水痘ワクチンの接種が可能となりました。
○ 帯状疱疹の症状と原因
帯状疱疹は、水膨れを伴う赤い発疹が、体の左右どちらかに、帯状に出ます。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間続きます。
多くは腕や胸、背中に症状が出ますが、顔や首などに現れることのあります。
原因は、主に子供の頃に水痘(みずぼうそう)にかかって潜伏していた「水痘・帯状疱疹ウイルス」の再活性化によって引き起こされます。
○ 帯状疱疹の発症は50歳以上に多く、約7割を占めています。
○ 帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹は急性期の痛みだけでなく、皮疹が消失した後も長期に痛みが持続することがあります。これを、帯状疱疹後神経痛といいます。
50歳以上の患者の約2割が、帯状疱疹後神経痛へ移行すると言われています。