平野区で内科・外科・呼吸器内科のことなら村田クリニックにご相談ください
<院内設備> Medical Equipment
○レントゲン検査
皆さんが通常目にされる胸部レントゲン写真は、呼吸を止めた一瞬の状態を撮影したものにすぎません。当クリニックのレントゲン撮影機器は、呼吸の状態(肺や横隔膜、肺内血管などの動き)を確認しながら胸部レントゲン写真を撮影できる最新のCR(コンピューターX線)機器(SHIMAZU FLEXAVISION HB2)を導入しています。これによって、微妙な異常影もその場で確認することができ、より正確な診断に役立てることができます。この機器を導入しているのは、平野区で当クリニックだけです。撮影した画像もデジタル処理がなされ、診察室のモニターに表示されます。
また、この機器を使って、胸腰椎や四肢、頭部などの骨折の確認や、通常の腹部撮影、バリウムによる胃透視なども行っています。
○呼気NO(一酸化窒素)測定検査
持続する気道炎症は、気道障害とそれに引き続く気道構造の変化(リモデリング)をきたし、非可逆性の気流制限をもたらしたり、気道過敏症を亢進したりすると言われています。
ですから、気道炎症は喘息の重要な病態で、主たる治療目標なのです。喀痰や気管支肺胞洗浄液中の好酸球比率の増加は気道炎症の存在を示唆しますが、これらの方法は侵襲度が高く、反復して実施することは困難です。
呼気一酸化窒素(NO)濃度は、簡便かつ非侵襲的に測定が可能で、喀痰中の好酸球数や気道過敏性と相関していることから、喘息や気道炎症の診断に有用なバイオマーカーと考えられています。そのため、気道炎症の程度を数字で把握することができ、喘息等の診断だけでなく、治療方針の決定にも役立ちます。
平野区のクリニックまたは診療所で、この呼気NOを測定できる装置を導入しているのは、当クリニックのみとなっております。
○インフルエンザ高感度迅速診断検査
通常のインフルエンザウイルス抗原迅速診断検査は、非常に簡便ですが、発症早期にはウイルス量が少ないため陰性となる可能性がありました。一般的に発熱から12~24時間しないと判定できないといわれています。つまり、発熱から間もない時には、翌日に再検査する必要があったわけです。
当クリニックが導入した高感度迅速診断検査機器『富士ドライケム IMMUNO AG1』は、最新の技術で検出感度を飛躍的に向上させ、少ないウイルス量でも検出できるので、発症後4時間から判定が可能です。
また、マイコプラズマ感染症の診断も、従来の迅速検査キットでは感度も特異度も十分ではありませんでしたが、この機器なら発症早期から精度の高い検出が可能です。
○呼吸機能検査(スパイロメトリー)
肺の呼吸機能は、20歳代をピークに加齢とともに低下します。現在の自分の呼吸機能がどの程度なのかを「肺年齢」として分かる検査をして、肺の健康リスクを知ることは重要です。特に喫煙者の方は、COPDの早期発見のためにも必要です。呼吸機能検査(スパイロメトリー)は、息を吹き込むだけの簡単な検査です。当クリニックの肺年齢対応呼吸機能検査機器では、一秒間に吐ける息の量(一秒量)を測定して、性別、年齢、身長から算出される一秒量の標準値と比較して「肺年齢」を算出しています。
○血中酸素飽和度測定検査
肺から取り込まれた酸素は、血液中の赤血球の中にあるヘモグロビンと結合して全身に運ばれます。パルスオキシメーター(左図)は、手の爪にセンサーを挟むようにつけるだけで、血液中のヘモグロビンのうち酸素と結びついているヘモグロビンの割合をパーセント(%)で表示します。これを「血中酸素飽和度」あるいは記号で「SpO2」と言います。慢性の呼吸器疾患などの病状把握に役立ち、治療の方針を決めるのにも有用な検査です。
○簡易睡眠ポリグラフィ検査
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)の診断のために行う検査です。手の指と鼻の下にセンサーをつけ、血中酸素飽和度(SpO2)とイビキや呼吸の状態から気道の狭窄や呼吸状態を調べます。これによって、一晩に30回以上か、1時間に5回以上の無呼吸が確認されれば、SASと診断されます。
ご自宅でもできる検査なので、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査することができます。
→睡眠時無呼吸症候群の詳細情報はこちら
○血圧脈波検査
○超音波(エコー)検査
超音波検査とは、体の表面から人間の耳には聞こえない高い周波数の音波(超音波)を当て、体内の組織にぶつかってはね返ってきたエコー(反射波)を受信し、コンピューター処理で画像に映し出す検査で、エコー検査とも呼びます。この検査は、レントゲン検査やCT検査のように放射線被爆の心配がなく、繰り返し行うことができ、検査を受ける患者さまの苦痛もなく安全な検査です。
この検査で調べられる臓器は多肢にわたり、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓等の臓器の異常(脂肪肝、肝硬変、肝癌、胆石、腎結石など)を発見するだけでなく、膀胱や前立腺のような泌尿器領域や、子宮や卵巣などの婦人科領域、甲状腺や乳腺などの内分泌領域の臓器も診断することが可能です。
当クリニックでは、予約なしに随時行っておりますが、検査部位によっては飲食制限や排尿制限などがありますので、ご相談ください。
○骨塩定量(骨密度)検査
現在、我が国の骨粗鬆症の患者は1000万人ともいわれていますが、女性がそのうちの8割を占めており、また、60歳代の女性の約半分が骨粗鬆症だといわれています。骨塩定量(骨密度)検査とは、X線や超音波を使って、骨の中に詰まっているカルシウムなどのミネラル成分の量を測定することです。
測定方法はいくつかありますが、当クリニックでは、人差し指にX線を当て、手の骨と厚さの異なるアルミニウム板とを同時に撮影し、骨とアルミニウムの濃度を比較することによって骨密度を測定するDIP法を採用しています。検査が短時間で済むので、スクリーニングに適しています。
○ホルター心電図検査
ホルター心電図は、24時間にわたって日常生活の心電図が記録できるので、不整脈や狭心症の発作時の心電図をとらえることができ、診断に役立ちます。また、不整脈や虚血性心疾患の治療効果判定にも有用です。
胸に4ヶ所電極を付け、心電図を24時間記録します。当クリニックの記録装置はデジタル方式で、大きさが約5cm×4.5cm、重さが電池を含めても約40gと最軽量小型タイプなので、装着時の煩わしさが少ないのが特徴です。
検査中は、入浴以外は普段通りの生活をして下さい。日記帳をお渡ししますので、簡単な行動の記録を記載していただき、何か症状がありましたら、本体のボタンを押し、その時間と内容を書いて下さい。解析結果は約一週間後に出ます。
○SSP(低周波ツボ刺激)治療
SSP治療は、手軽に始められ、かつ安全な「低周波ツボ刺激療法」です。
SSP(Silver Spike Point)と呼ばれる特殊な金属電極を用いて、ツボや圧痛点を低周波通電によって刺激しているところが、SSP治療の最大の特徴です。
SSP治療は「刺さない針治療」として発展してきたので、通常の鍼治療にはない利点があります。
①針を直接刺さないので、患者さまに安心感を与えることができる。
②細菌感染などの心配が無く衛生的。
③副作用や合併症がなく、長時間の治療も可能。
④治療法が極めて簡単。
筋筋膜性疼痛(ぎっくり腰など)、肩凝り、腰痛などの治療にぜひお試し下さい。
○マイクロ波(超短波温熱)治療
マイクロ波治療は、温熱療法の一つとして普及した比較的新しい治療法です。
マグネトロンと呼ばれる特殊な2極管により極超短波(マイクロ波)を発生させ、生体の深部組織から温め、特に水分をよく含む筋膜付近を温めることによって、疼痛や筋緊張の軽減、局所の循環の改善を促します。
但し、金属をよく加熱することから体内にペースメーカー、金属類が入っている患者さんに対しての使用は、禁忌事項になっています。
腰痛、変形性関節症、肩関節周囲炎、打撲・捻挫・脱臼・骨折の慢性期の疼痛、慢性関節リウマチなどの患者さまにお勧めです。
○水素水サーバー
待合室に普通の水のサーバーを置いてあるクリニックや診療所はたくさんあると思いますが、「水素水サーバー」を設置している所は少ないのではないでしょうか?
「水素水」とは、水素を高濃度に溶解させた水のことで、水素を水の分子になじませる技術開発によって生まれました。
水に溶けた水素は、細胞のすみずみまで行きわたって、老化や病気の原因となる活性酸素や身体のサビ(酸化)を取り除き、本来あるべき元の健康な状態に戻す力を持っています。また、体内の不要な有害物質を速やかに排出するデトックス効果もあります。
待ち時間に是非、お飲みください。水筒やペットボトルを持参して頂いて、持ち帰っていただいても構いません。但し、ペットボトルの場合、容器から水素が空気中に逃げ出すため、約5時間以内にお飲みください。
○その他
・ 不整脈や心筋梗塞など心臓全体の状態を調べることができる自動解析付き心電計(心電図)
・ 糖、タンパク、潜血などの一般的な尿検査ができる尿分析装置
・ 聴力検査ができるオージオメーター
・ ピンセットや鉗子などの手術器具やガーゼなどを滅菌できる高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)